クラブW杯の“ベストイレブン”がプレミア上陸！　ウルブス、フルミネンセからFWアリアスを完全移籍で獲得

　プレミアリーグのウルヴァーハンプトン（ウルブス）は24日、フルミネンセからコロンビア代表FWジョン・アリアスを完全移籍で獲得したことを発表した。

　現在27歳のアリアスは、2017年に母国コロンビアのパトリオタスとプロ契約を締結。以降は国内の複数クラブを渡り歩き、2021年に初の海外挑戦の舞台としてフルミネンセを選択した。加入1年目はプレータイムの確保に苦しんだものの、2年目からは主力として攻撃陣を牽引。在籍約4年間で公式戦通算230試合に出場し、47ゴール45アシストを記録した。

　今夏にアメリカで開催された、FIFAクラブワールドカップ2025では、大会ベストイレブンに選出されるなどの活躍を見せ、フルミネンセを欧州以外のクラブで唯一のベスト4に導いたアリアス。右サイドを主戦場とするウインガーである同選手は、ウルブスにとって今夏2人目の新加入選手となる。

　クラブの発表によると、アリアスとの契約期間は2029年までの4年間で、1年間の延長オプションが付帯。移籍金については明かされていないものの、イギリスメディア『スカイ』は1900万ポンド（約38億円）と伝えている。