【オールスター】オリックス九里亜蓮が全20球ナックル勝負「いつか持ち球にできたら」

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2025年07月24日 21:22  日刊スポーツ

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全セ対全パ 力投する全パ九里(撮影・鈴木正人)

<マイナビオールスターゲーム2025:全セ7−10全パ>◇第2戦◇24日◇横浜



全パのオリックス九里亜蓮投手(33)が全20球ナックル勝負で沸かせた。


「昨日だったら、(宮城)大弥がスローボール投げていたので、じゃあここはスローボールじゃないな、何が面白いかなと思って。ナックルが面白いかと。遅くて動くボールで対抗してみた感じです」


広島時代の23年以来2度目の出場。4回に3番手でマウンドに上がると、DeNA佐野に4球連続でナックル。最後は投ゴロに打ち取った。続く広島ファビアンにも全7球でナックルを投じて一邪飛に仕留めた。昨季まで同僚の坂倉にも5球投げて四球。巨人泉口には2球目を中前にはじき返された。2死一、二塁となり、中日上林は一ゴロに打ち取った。


チームの投手練習などでは時折、先発陣の中で楽しげにナックルを投じる場面もあったが、シーズンでは初めて。「精度で言えばすごく低いと思う。いつか持ち球にできたらいいんじゃないかな」。捕手のロッテ寺地には「『結構動いてた?』と聞いたら『めっちゃ動いてます』と言っていたので、『じゃあちょっと試合の時、寺地くんに投げるね』と言ったら『やめてください』と」。魔球でセ打線を翻弄(ほんろう)し、充実の笑みを浮かべた。

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