中日井上一樹監督が25日、54歳の誕生日を迎えた。23日のバンテリンドームでの練習後に自身の写真がプリントされた大きなクッキーが乗ったピンクとブルーの鮮やかなケーキで、数時間早く報道陣からお祝いを受けた。
「晴れて54歳ですが、でも気持ちは、今頑張ってくれている10代の後半から30代の後半までさまざまな選手がいますけど、その選手たちと変わらない気持ちでやりたいと思います」と気持ちはいつまでも現役と変わらないと話した。
2日間の球宴休みを終え、この日から練習を再開した。26日からは屋外の神宮でのヤクルト2連戦。そのため、ドーム外周で選手全員でランニングを行い暑さ対策を行った。
この日からウンベルト・メヒア投手(28)が合流。井上監督は「オレも考えるところがあって、ちょっとショートイニングでもいいんじゃないのと。それを挑戦させたい」と、ファームでも先発調整していたが、ブルペン陣を厚めにするためにリリーフに転向させる。また、代走、守備固め要員として樋口正修内野手(26)が昇格する見込み。
誕生日プレゼントのタイミングで新外国人のマイケル・チェイビス内野手(29)もチームに合流した。4位だが2位DeNAまでは2・5差。12年以来13年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)出場(20年は3位もコロナ禍でCS開催なし)も十分狙える。54歳で迎える後半戦は、中日が台風の目となる。
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