「タヒね」「山上する」石破首相らに隠語使用の誹謗中傷、警察対応に国民不満「“警告”ではなく逮捕を」

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2025年07月25日 06:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

石破茂(2024年)

 自民党の大敗に終わった参議院選挙。選挙ではSNSをどう活用するかにも注目が集まったが、警視庁は選挙期間中の約1か月間で、候補者等に対する殺害予告などの“危険投稿”が889件にのぼっていたと明らかにした。

 中には、「見つけたら撃つ」「首を洗って待っていろ」「生命狙われてもおかしく無いから鉄帽と防弾チョッキを着といた方がええよ」「〇す」「4ね」「タヒね」「山上する」などと、“隠語”のようなものを使った言葉もあったといいう。

「警視庁によると、特に石破茂首相のSNSには隠語を使用し殺害を予告する投稿や誹謗中傷が多く寄せられていたとのことです。警視庁はこれまでに、危険性が高い投稿を行った投稿者に直接コンタクトを取り、警告をしたこともあるそうです」(全国紙社会部記者)

政治家に寄せられる危険投稿

 実際にどのようなコメントがあるのだろうか。石破首相のSNSをのぞいてみると現時点でも以下のようなひどい言葉が残されている。

《くたばれ》
《Go to hell!》
《射殺はよして》
《石破さんしんでください!》
《あんた暗殺されても知らんよ》
《息を吸うように嘘ばかりつくし、言ってることは支離滅裂だし、さっさと消えてくれ》

 警察は危険性の高い投稿を行った人物に“警告”をした事例を紹介したというが、ネット上では、

《なんで警告で済ませるんだろう。個人的には誰に対する脅迫、中傷であったとしても、逮捕して実刑にでもしてほしいんだけど》
《いやいや、殺害予告はちゃんと逮捕しろよ》
《注意だけで済ませるとはなんとも不甲斐ない対応でしょう》

 と対応に不満を覚える人も。

「安倍晋三元首相は前回の参院選の街頭演説中に襲われています。あのような凄惨な事件があったにも関わらず、こうした危険な投稿は収まるどころか、過熱している印象です。

 実際に、今回の参院選で当選した元NHKアナウンサーの牛田茉友さんは、街頭演説などの日程の事前告知を中止した時期がありました。“身の危険を感じる事案”が複数回あったそうで、牛田さんを乗せた車が長時間にわたって、追尾されたこともあったといいます」(前出・全国紙社会部記者)

 もちろんこれらの投稿に危機感を覚え、《安倍元総理の事件から3年経っても、こうした投稿が後を絶たないのは残念です。表現の自由は大切ですが、脅迫や殺害予告は許されません》冷静な投稿をする人たちも多い。

「街頭演説もそうですが、いまはどこにいるのか、すぐに特定されてしまう時代。警察は注意や警告だけでは、抑止力が足らないのではないでしょうか。安倍さんのときのような“最悪の事態”が再び起こらぬよう尽力してもらいたいですね」(同前)

 すでに警告だけで済むような状況ではないのかもしれない。

このニュースに関するつぶやき

  • 石破は山本太郎やラサール石井、大椿裕子や小沢一郎が応援しているから安心だね���ޥ���
    • イイネ!6
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