『火垂るの墓』 © 野坂昭如/新潮社日本テレビ系金曜ロードショーでは、8月15日(金)から3週連続でスタジオジブリのアニメーション作品を放送する。
終戦80年を迎える8月15日には、戦火で両親を亡くした幼い兄妹を描く高畑勲監督の『火垂るの墓』を放送。作家・野坂昭如が自らの経験をもとに執筆、直木賞を受賞した小説を原作に、戦争末期から戦後の混乱期を、14歳の少年と4歳の少女が精いっぱいに生きる物語。
リアリティーが随所で徹底され、当時の神戸の町や人々の様子、B29による爆撃の恐ろしさなどが、リアルに描かれている。
2週目は、人間になろうとしたさかなの子・ポニョが、少年と共に冒険を繰り広げる『崖の上のポニョ』。大橋のぞみが歌い、オリコンチャート1位を記録した主題歌と共に、日本中で社会現象に。
最終日は、1997年の公開当時、これまでの日本歴代興行収入第1位の記録を塗り替えた『もののけ姫』を放送。村を救うも右腕に呪いを受け、村を追われたアシタカ。運命を受け入れながら、“もののけ姫”サンとの出会いを通して、森と人が争わずに済む方法を模索し続ける物語。
金曜ロードショー『火垂るの墓』は8月15日(金)21時〜日本テレビ系にて放送。
金曜ロードショー『崖の上のポニョ』は8月22日(金)21時〜日本テレビ系にて放送。
金曜ロードショー『もののけ姫』は8月29日(金)21時〜日本テレビ系にて放送。
(シネマカフェ編集部)