友達の家から帰宅した“小1の娘”の発言に驚愕「コップにオシッコした」/びっくり体験人気記事BEST

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2025年07月25日 09:10  女子SPA!

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 女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「びっくり体験」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2022年7月10日 記事は取材時の状況)

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 子どもを持つ母親なら多くの人が悩んだことがあるであろう“ママ友問題”。ママ友に対して不信感や違和感があるのに、「子ども同士は仲がいいから…」と我慢し続けた結果、大きな問題へと発展してしまうこともあります。

 今回お話を聞いたのは、7歳、4歳の娘を育てる静岡県在住の主婦Sさん(32歳)。家も近所で、長女が通う幼稚園のクラスが同じだったことをきっかけに、ママ友Hさん(36歳・三児の母)と仲よくなったのが4年前のこと。

「もし当時に戻れるなら、『Hさんとは絶対に関わるな!』と自分に言いますね」とSさん。一体何があったのでしょうか…。

◆頻繁に子どもを預けたがるママ友にモヤッ

 最初に違和感を抱いたのはHさんと仲よくなって数か月した頃。Sさんが娘と庭でプール遊びをしていた時のことでした。

「夏休みに入ったので娘と庭でプール遊びをしていたら、家が近所だったHさんが頻繁に子どもを連れてうちに来るようになったんです。娘は『お友達と遊べる!』と、とっても嬉しそうでした。それから徐々に『今日プール開催されてる?』と一言だけLINEが入ることが増えたんです。もちろん、毎回受け入れていたわけではなく断ることもありました。

 その後も『うちの子が遊びたいって言ってるんだけど、遊べる? ちなみにあたしは無理だからSちゃんの家で!』と、一方的な連絡がかなりの頻度で来るようになり、次第にストレスを感じるようになっていきました。

『私は買い物に行かなきゃいけないから、うちの子だけ遊べる? Sちゃんの家でいい?』など、子どもを預けることを前提に連絡してきているといった印象を受けました」

 子ども同士は楽しそうに遊んでいたので、我慢して受け入れていたと、Sさんは話します。

◆なんでも真似してきてうんざり

 頻繁にHさんが家に来るようになってから、またもや違和感を抱く出来事がありました。

「家にある家具や家電、私の身に着けているアクセサリーからメイク道具、化粧品まで、何でもかんでも真似するようになったんです。キッチンをリフォームするからとわざわざメジャーを持参し、我が家のキッチンの高さを測っていたり…。ちょっと気味が悪いなと感じました」

 さらに真似したがるのは物だけにとどまらなかったとか…。

◆こっそり習い事を始めるもすぐバレる

「子どもを預けられるのも、断ることにもストレスを感じていたため、『何かしら習い事を始めれば絶対に遊べない日ができる!』と思いつき、娘が年中になった頃、ヒップホップ系のダンスを始めさせました。娘は親しい子と比べられたりすることがプレッシャーになるタイプなのでHさんにはもちろん、周囲に言わずにそっと習い事を始めたんです」

 ところが必死のHさん対策も虚しく、すぐにバレてしまいました。

「こっそり始めた習い事でしたが、子ども同士で幼稚園で話したのか、すぐにダンスのことはHさんに伝わってしまいました。そして『うちも一緒に習わせたい! 体験させたいから先生に連絡して!』と言われてしまいました…」

◆「ママは暇すぎて眠いんだって!」H娘の発言にア然

 そうこうして娘が年長になっても、Hさんとの微妙な関係は続いていました。

「娘たちが年長になる頃には、うちに子どもを預けるときは、Hさんは玄関にも寄らず、車から子どもだけを降ろして去るようになっていました。ある日、Hさんの娘に『今日はママは来ないの?』と聞いてみたんです。そうしたら、Hさんの娘から衝撃の答えが返ってきました…。

『ママは暇すぎて眠いんだって! 一緒に行く?って聞いたけど、それより家で寝たいって!』って。正直、この言葉はかなり効きましたね。

 その後Hさんはなかなかお迎えにも来ず、やっと電話がきたと思ったら『Sちゃん家の2軒先の家に兄が遊びに行ってるんだけど、いるかな? 兄に妹と一緒に帰ってくるように伝えてくれないかな? 今日忙しくてごめんね』と…。

 これまでかなり気持ちを押し殺していましたが、これをきっかけに私はいいように利用されているだけなんだなと、心底悔しい気持ちでいっぱいになりました。その時は我慢したんですけどね」

 これまで娘たちのためにずっと耐えてきたS子さんでしたが、ついに堪忍袋の緒が切れる出来事が起こります。

◆Hさんの家に遊びに行くと「外で遊んで」と指示

「子どもたちが小学生になっても、一緒に遊ぶことは頻繁にありました。ある日、近所の子どもたち数人でHさん宅で遊ぶことになったんです。Hさん宅に娘を連れて行くと、Hさんの娘は1人で庭で遊んでいたんです。『ママは?』と聞くと、『家に入っちゃだめだから外で遊んでって言われた』とのこと。子どもたちだけを預かって遊ばせてくれるというHさんに、この日は娘を預けました。そして帰ってきた娘から衝撃の事実を聞かされたのです…」

◆トイレを貸してもらえずコップにオシッコ

「『ママ、今日ねみんなでコップにおしっこしたの。やり方がわからないから、Hさん娘ちゃんに教えてもらった!』と娘に聞かされたんです。私はかなり驚き娘から詳細を聞くと、みんなで庭で遊ばせてもらっている際に、娘がトイレに行きたくなったが家のトイレを使わせてもらえず、コップでするようにHさんの娘に言われたのだとか。Hさんの娘は『ママに家には入っちゃだめって言われたから…』と親の言いつけを守っているというんです。そしてHさんは子どもたちを庭で放置し、自分だけ家の中にいたのだと」

 このことが事実なのか混乱したSさんは、Hさんや一緒にいたお友達のママに連絡を取り、事実確認をしたと言いました。その中でのHさんとの会話がさらに衝撃的で、今後の関係性を変えていくこととなったそう。

◆Hさんの態度にイラッ、もう限界

「『この前、お邪魔した日ってトイレ壊れてたりした?』とやんわり話し始め、娘から聞いた衝撃的な出来事について触れてみたんです。するとHさんには話を軽くスルーされてしまったんです。それどころか、私の質問に被せるように『そういえば、明日って遊べる? 私用事あるんだけど娘だけAちゃん家でお願いできる?』とお願いされ…もう限界でした」

◆三時間半の話し合い

 ついにHさんと話し合いの場をもうけることになったSさん。今まで抱いていた不満や怒りを打ち明けます。

「私と同じようにHさんに不満を募らせていたママ友メンバーのKさんと結託し、Hさんを誘って今後の付き合い方について話し合う機会をもうけました。子どもたちが仲良く遊ぶことには何一つ問題ないこと。度重なる『遊べる?』の連絡に対し、周りは無料託児所のように使われている感覚を抱いているということ、公園で遊ばせるときの送り迎えを周りのママにお願いして、Hさん自身はいつも公園には来ず、子どもを周りにまかせっきりにしていることに関して、三時間半に渡って話し合いました。伝えたかったのはたった一つ、『自分の子にはHさん自身で責任を持ってほしい、ママ友の関係は持ちつ持たれつだということ』だったんです」

◆まったく反省してない様子、それどころか…

「どうしてこんなことを言うのか、一つ一つ嚙み砕いて説明したのですが、Hさんは『もう小学生だし、いつまでも親がべったりなのはどうかと思う。価値観が違う』とバッサリ。もっと、お互い様精神を持ってくれていたら、こんなことにはならなかったと思いました。遊ぶか遊ばないかは子どもたち本人が決めることなので、子どもに今回のことで何か言おうとも思っていません。でも、家の行き来は今後は控えて公園で遊ぶようにすること、その際の送り迎えは自分ですることなど伝えました」

 今回の話し合いで一旦、今の関係に終止符を打てたと安堵しているSさん。Hさんは今も変わらず、別のママには一方的に子どもを預け、話し合いをしたSさんやIさんに関して「あのママには気を付けた方がいい」などと周りに言って回っているのだとか。

 ここまで来るのに時間がかかってしまいましたが、勇気を出して話せてよかった、本当に辛かった4年間だったとSさんは語っていました。

<文/鈴木風香 イラスト/ただりえこ>

【鈴木風香】
フリーライター・記者。ファッション・美容の専門学校を卒業後、アパレル企業にて勤務。息子2人の出産を経てライターとして活動を開始。ママ目線での情報をお届け。Instagram:@yuyz.mama

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