何もなかった階段下のスペースを子どもたちの秘密基地に変身させる動画が、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で1693万回以上再生され、122万件以上の高評価を集めています。
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「From House To Home DIY」(@FromHouseToHomeDIY)。このチャンネルでは、カナダ在住の3児のママ・ジェナさんによる家づくりの動画が公開されています。
今回紹介するのは、ジェナさんが友人に「子ども用の読書部屋を作ってほしい」と頼まれて、何もなかった階段下を変身させたときの動画です。階段下にある空きスペースを全面改装する、大掛かりなプロジェクトになりました。
まずは壁紙選びからスタート。ジェナさんが選んだのは、子どもたちも気に入っているという、どこか『ハリー・ポッター』シリーズを思わせるクラシカルでミステリアスな柄です。この壁紙は簡単に剥がせるので、気が変われば変更可能とのこと。
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続いては壁の塗装作業。壁紙の中からバランスの良い色を小型カラースキャナーで読み取り、それをベースにアーミーグリーン系の落ち着いた色をチョイスしました。
壁が整ったところで次に登場したのは「スラット」と呼ばれる細長い木板。垂直に並べることで空間に奥行きとナチュラル感が生まれます。さらに本棚は、IKEAで見掛けたアイデアをヒントに約2倍サイズで自作。デザイン性も高く存在感ばっちりです。
奥の壁にはペグボードも設置。工具などをかけるためのもので、クラフトやアートスペースにもぴったりです。さらにクラフト用の小さなデスクも設置します。ジェナさんは「ここに隠れて作業するのが楽しい」と言います。照明には、マグネット式の壁ライトを導入。
そして最後に、なんとクライミングウォールを追加! ジェナさんとほぼ同じ背丈の10歳の子が登ってもびくともしないほど、強度もばっちりに作ってあります。
これで読書も、創作も、体を使った遊びもすべてこの空間で完結します。ジェナさんによれば、ワンコも子どもたちと同じように、この小さな秘密基地を気に入っているそうです。ジェナさんは最後に、「子どもたちに自分だけの場所を作ってあげられてうれしい」とコメントしました。 もともとただの階段下スペースだったことが信じられないほど、遊び心と実用性、そして何より「子どもたちに特別な場所を作ってあげたい」というジェナさんの気持ちが込められた、唯一無二の秘密基地になりました。
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コメント欄では「10歳のときにこんな秘密基地があったら住み着いちゃう!」「もし自分がまだ子どもだったら、お菓子と飲み物をため込んで、そこを新しい部屋にする」「あんなに素敵な空間を作ってもらえるなんて、あなたみたいな才能あるママがいて、子どもたちはラッキーだよ!」「完全にプレイルーム! 最高すぎ!」「ああいう小さくてこもれるスペース大好き。世界から切り離されたみたいに感じられるというか、自分だけの安心できるゾーンに入れる感覚」「インドア派の天国じゃん」などの声が見られました。
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