
新潟県柏崎市では、明日26日(土)夜に越後三大花火の一つである「ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会」が開催されます。この週末も太平洋高気圧に覆われるため、柏崎市付近は晴れて厳しい暑さが続くでしょう。花火大会当日の夜は風が弱く暑さが続くため、熱中症対策を万全にしてお出かけください。
「ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会」とは
ぎおん柏崎まつり海の大花火大会は、長岡まつりや片貝まつりと並び、越後三大花火の一つと言われています。
日本海を舞台に開催される花火で、海に向かって曲線を描きながら打ち込まれ海面で花が咲く「海中空スターマイン」、開花直径300メートルの尺玉100発が幅1500メートルにわたり一斉に打ち上がる「尺玉100発一斉打上」など、大迫力の花火が次々と日本海に打ち上がります。
明日26日(土) 花火大会当日の天気は? 夜は風が弱く暑さが続く
明日26日(土)は太平洋高気圧が引き続き本州付近を覆うため、柏崎市付近は晴れて強烈な日差しで気温がぐんぐん上がり、最高気温は33度と真夏日になるでしょう。
夕方以降も気温は下がりにくく、花火大会の時間帯(午後7時30分〜9時10分)は28℃前後で経過する見込みです。風は北から東よりの風が1メートル程度と弱い状況が続き、湿度は80%以上と高いため、蒸し暑くなるでしょう。
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夜も熱中症に注意しよう
花火大会当日は、日中だけでなく夜にかけても気温が下がりにくく風が弱いため、熱中症に注意が必要です。
熱中症の予備軍ともいえるのが「脱水状態」です。体の中で、水分が少なくなっているのを判断するには、次の2つの方法がおススメです。
1つめは、皮膚をつまみ上げて、脱水状態をチェックする方法です。手の甲の皮膚をつまみ上げた後、放してみましょう。もとに戻るのに、2秒以上かかれば、脱水状態になっている可能性があります。これは、高齢者が脱水しているかどうか、周りの人でも確認しやすい方法です。
2つめは、爪を押して、隠れ脱水症をチェックする方法です。手の親指の爪を、逆の手の親指と人差し指でつまんでみてください。つまんだ指を離した時、白くなった爪の色が、元のピンク色に戻るのに3秒以上かかれば、脱水症を起こしている可能性があります。
もし脱水状態になった場合は、スポーツ飲料などで水分補給を心がけてください。
花火大会の会場で飲むビールは格別ですが、過度なアルコール類の摂取は利尿作用(尿を多く出す作用)を促すため、逆に熱中症リスクを高めてしまいます。適度な飲酒を心がけて、日本海に咲く大輪の花を楽しみましょう。