りそなグループ、iDeCo給付金の受取手数料を無料化!国内初の取り組み

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2025年07月25日 12:21  All About

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りそなグループは7月1日から、個人型確定拠出年金(iDeCo)の「給付金受取手数料」を無料化しました。老後資金の柔軟な受け取りや、資産運用の継続を後押しする取り組みとなりそうです。※サムネイル画像出典:yu_photo/PIXTA(ピクスタ)
りそなグループは7月1日から、個人型確定拠出年金(iDeCo)の「給付金受取手数料」を無料化しました。老後資金の柔軟な受け取りや、資産運用の継続を後押しする取り組みとなりそうです。

iDeCoの給付金受取手数料が無料に!

今回、手数料が無料となるは、「りそな銀行」「埼玉りそな銀行」「関西みらい銀行」「みなと銀行」で、個人型確定拠出年金(iDeCo)の給付金受取時にかかっていた手数料(1回:税込440円)が、7月1日から無料となるものです。

りそなグループによると、国内で給付金受取手数料を無料化するのはこれが初めてです。

どれくらいお得になる?

iDeCoは、積み立てた資産を60歳以降に受け取れる制度で、受け取り時には「一括(一時金)」「分割(年金)」「一部を一括+分割(併用)」などの方法を選べます。ただし、受け取るたびに440円(税込)の手数料が発生し、分割回数が多いとコストが膨らむことが課題でした。

例えば、iDeCoで積み立てた資産を分割で、年6回(公的年金と同様、2カ月に1回を想定した場合)、20年間受け取る場合、給付手数料(1回440円)は合計120回で約5万2800円かかります。「たかが数百円」でも積み重ねれば大きな差。手数料無料は見逃せないメリットといえます。

今後、他の金融機関がどこまで追随するのかも注目ポイント。老後資産をより安心して管理できる環境が整うことを期待したいですね。

出典:りそなiDeCo(個人型確定拠出年金)給付金受取の手数料無料化について
(文:All About 編集部)

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