太平洋工業がMBO実施=1100億円で、非上場化へ
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2025年07月25日 21:02 時事通信社

自動車用部品を手掛ける太平洋工業は25日、経営陣による自社買収(MBO)を実施すると発表した。買い付け総額は約1100億円。電気自動車(EV)をはじめとした電動車へのシフトなど、自動車業界が変革期を迎える中、非上場化によって中長期的な経営戦略を進めやすくする狙いがある。
創業家出身の小川哲史社長が出資している会社が、TOB(株式公開買い付け)を行う。買い付け価格は1株2050円で、期間は28日〜9月8日。東証プライム市場に上場しているが、TOBが成立すれば、所定の手続きを経て上場廃止となる。
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