マンC移籍が濃厚となったトラッフォード [写真]=Getty Images マンチェスター・シティがバーンリーに所属するイングランド代表GKジェームズ・トラッフォードの獲得に迫っているようだ。25日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。
報道によると、マンチェスター・シティは移籍金として2700万ポンド(約54億円)程度をバーンリーに支払い、トラッフォードと1年間の延長オプションが付随した2030年6月30日までの5年契約を締結する見込みだという。今夏の移籍市場ではニューカッスルも獲得に興味を示していたが、最終的には4000万ポンド(約79億円)の買い戻し条項を下回る金額での古巣復帰が決定的となったようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともにマンチェスター・シティがトラッフォードの獲得について合意に達したと指摘。来週初めにはメディカルチェックが予定されているという。
現在22歳のトラッフォードはマンチェスター・シティの下部組織出身で、2021−22シーズンにレンタル先のアクリントンでプロデビューを飾った。その後、2023年夏に完全移籍加入したバーンリーではここまで公式戦通算73試合に出場。昨シーズンはチャンピオンシップ(2部リーグ)で45試合に出場し、29回のクリーンシート(無失点試合)を記録する活躍でプレミアリーグ昇格に大きく貢献した。
なお、ガラタサライからの関心が報じられているブラジル代表GKエデルソンは、現時点でマンチェスター・シティ残留の可能性が高いとのこと。一方、バックアッパーのドイツ代表GKシュテファン・オルテガには移籍の可能性が浮上しているという。