【ヤクルト】青柳晃洋の契約合意決定的、母はヤクルトレディー 後半戦巻き返しへ先発陣強化

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2025年07月26日 02:03  日刊スポーツ

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青柳晃洋(2025年2月撮影)

ヤクルトと、米フィリーズ傘下2Aを自由契約となった青柳晃洋投手(31)の契約合意が決定的であることが25日、分かった。青柳サイドとの交渉がオープンになった後、ヤクルトは即アプローチをかけ、最大限の誠意と熱意を伝えていた。


もともと、青柳は燕党だ。母利香さんが「ヤクルトレディー」として働いていたため、ヤクルト製品に慣れ親しんで育った。高津監督は、神宮こぶし球場で全体練習後、球団の獲得調査について「ビックリした」とした上で「ずっと相手から見ていて、いい投手だなという印象が強い。年齢的にも十分チャンスはあると思う」と話した。


昨季まで9年間、阪神でプレーした青柳は、球界を代表する変則右腕として通算61勝をマーク。21年からNPB史上初の2年連続最多勝と最高勝率のダブルタイトルに輝き、22年は最優秀防御率を含む投手3冠を獲得した。昨オフにポスティングで渡米し、フィリーズとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格はならず。マイナーでは23試合登板の1勝3敗、防御率7・22と不本意な成績に終わったが、ヤクルトは国内での実績を高く評価している。


チームは28勝50敗5分けで最下位に沈む。チーム防御率3・56はリーグワーストで、先発陣は吉村の4勝が最多。昨季に続き、今季もここまで規定投球回に到達した投手がいない。先発陣の強化は長年の課題で、青柳が加入すれば、ローテーション再建の軸となり得る。後半戦の巻き返しへ、間もなく、燕に実績十分のサイドスローが加わる。

このニュースに関するつぶやき

  • ポスティングとFAでは帰国する時のルールを変えるべきだと思う
    • イイネ!2
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