
夏の登山シーズンを迎えるにあたり、今年はテント泊登山に挑戦したいという人も多いかもしれませんね。テント泊登山では、寝袋やマット、食料など装備が増えるため、背負いやすく収納力のあるリュックが欠かせません。
さらに、長時間の行動でも疲れにくい背面構造や、荷物を効率よく整理できるポケット配置など、選ぶ際には注目すべきポイントがいくつもあります。
そこで今回は、テント泊におすすめの「登山リュック」を3つ紹介します。多くの登山者に支持されているモデルをピックアップし、それぞれの特徴やおすすめの使い方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
●カリマー リッジ 40+
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カリマーの定番モデル「リッジ 40+」。今年アップデートされた本モデルは、背面に3Dバックパネルを内蔵しているのに加え、立体構造のヒップベルトも搭載しており、長時間背負っても身体への負担を軽減してくれる構造が魅力です。
2気室構造で就寝用具と行動中に使うギアなどを分けて収納できるため、アクセスもスムーズ。さらに、ヘルメットが収まる大容量のフロントポケットや、1Lボトルがすっぽり入るサイドポケットなど、外付け収納も充実しています。
メインコンパートメントはクイックアクセスオープニング仕様で、ワンタッチで素早く荷物を取り出せます。日数のある縦走やテント泊でも安心して使える、中型リュックの決定版といえるでしょう。ECサイトでは3万円前後から販売されています。
●ミレー サースフェー NX 50+
ポケットの多さと使い勝手の良さが魅力のミレーの登山リュック。「サースフェー NX 50+」は、多くの登山者に愛されてきたロングセラーモデル「サースフェー 50+15」をリニューアルしたものです。
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2気室構造や雨ぶた、サイド、ショルダー、ウエストなど多彩な収納ポケットがあり、地図や行動食、小型のギアをすぐに取り出せます。
耐久性に優れたコーデュラナイロンにシリコン耐久はっ水加工を施し、雨や汚れにも強いのも魅力の1つ。縫製を減らした筒状構造により、内部への水の浸入を抑えつつ、荷物の出し入れもスムーズに行えます。
背面パッドは通気性とクッション性を兼ね備え、長時間の歩行でも快適さをキープ。容量調整や荷重分散もしやすく、荷物が重く、体に負担をかけがちなテント泊でも安心して使える逸品です。ECサイトでは3万円前後から販売されています。
●グレゴリー バルトロ65 M
重たい荷物を背負って長距離を歩くテント泊登山では、背負い心地の良さが何よりも重要。グレゴリーの「バルトロ65 M」は、そんなニーズに応えるモデルです。
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可動式ショルダーハーネスとヒップベルトが個々の動きにしなやかに追従し、体型に合わせてトルソーやベルトのサイズ調整も可能なため、常にフィット感を保てます。
片手で取り出せるサイドのボトルホルダーや、サングラス専用のクイックストウ機能、大型のヒップベルトポケットなど、行動中に足を止めることなく小物を取り出せるのも魅力です。
さらに、ハイドレーションシステム対応や、ポール類の固定アタッチメントなど、長期縦走に必要な機能も網羅しています。防臭加工も施され、清潔に使い続けられるのもうれしいポイント。ECサイトでは5万円前後から販売されています。