
不安すぎる中国製ワイヤレスイヤホンがSNS上で大きな注目を集めている。
「すごい不安なやつ届いた」と件のイヤホンを紹介したのはパート主婦の偽さん(@niseusa)。
普通、ワイヤレスイヤホンという言葉を区分するなら「ワイヤレス・イヤホン」。しかしこの商品のパッケージに書かれていたのは「ワイヤレ・スイヤホン」という不可思議な文字列…たしかに不安だ。
偽さんにお話を聞いた。
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ーーこのイヤホンはどちらで購入されたのでしょうか?
偽:Amazonで買いました。HQPというメーカーの商品で、タイムセール中だったのでお値段1679円でした。うちの子供が映画館の爆音が苦手で、ノイズキャンセリング機能目当てで買ってみました。
ーー届いた商品をご覧になって。
偽:普段は評価の形をみたりレビュー確認したり価格帯チェック等して確かめてから買います。ですが今回はノイズキャンセリング以外を求めていなかったので、適当に選んでしまったところ、届いた商品のパッケージがあれで、かなり不安になりました。
ーー品質はいかがでしたか?
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偽: 早速子供に使わせてみたところ、特にノイズはキャンセルされず、左右で音量が違うとのことでした。私も試してみたところ音量差は感じられなかったのですが、ノイズキャンセリング機能はあまり実感できませんでした。説明書にはあいさつされるし、結局映画はイヤホンあっても行かないと言われるし、今後使うかどうか、返品も含め考え中です。
ーー投稿に大きな反響がありました。
偽:普段から面白いなと思ったものをつぶやくようにしていますが、ここまで反響が大きかったのは初めてです。皆様の日常にひとときの笑いを提供できたなら幸いです。
◇ ◇
SNSユーザー達から
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「スイヤホン、使い心地どうですか?」
「HiFiと表示してWi-Fiじゃないことを誤魔化してることがないことを祈る。 余計なお世話でスイヤホン」
「母が同じの買って、何故か僕が外作業(草取りとか)の時使ってますw ノイキャンは効いてる気がしないけど取り敢えず2年くらいは爆発せずに使えてます 気になりますよねぇ名前 」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。
このイヤホンを製造・販売するHQP株式会社は中国・深圳に本社を置く企業のようだ。商品に寄せられたレビューは決して悪くないのだが、その品質ははたして。イヤホン購入を検討されている方はぜひ参考にしていただきたい。
なお今回の話題を提供してくれた偽さんはこの反響に乗じてお気に入りの作品『本好きの下剋上』を紹介したいという。同作はなろう小説発の長編小説で、先日星雲賞長編部門を受賞。「小説家になろう」で完結している他、続編も連載中だ。書籍やコミカライズも出ており、来年には第三部がアニメ化される。家族愛がテーマの作品、ハイファンタジーが好きな方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)