マンチェスター・ユナイテッドを率いるアモリム監督 [写真]=Getty Images マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、格安で選手売却はしないことを強調した。25日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
リーグ15位と低迷した昨シーズンからの挽回を図っているマンチェスター・ユナイテッドは、新シーズンに向けてすでに動き出しているなか、アルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ、ブラジル代表FWアントニー、イングランド人FWジェイドン・サンチョ、オランダ代表DFタイレル・マラシアといった移籍を希望している選手たちの動向には注目が集まっている。
移籍先を模索するためにプレシーズンツアーのメンバーから外れている4選手だが、アモリム監督は要求しているオファーが届かなければ、売却せずにチームに迎え入れる予定であることを明らかにした。
「選手たちが移籍を希望する理由は様々だ。チーム内で居場所を確保するために新たな場所を探さなければならない選手もいれば、新たな挑戦、新たなチームを求める選手もいる。私たちはただ、選手たちに考え、決断する機会を与えているだけだ。もし、彼らがチームに加わらなければならない状況になったとしても、彼らは私たちの選手なのだから、加わるだろう」
「オマール(・ベラダ氏、CEO)やジェイソン(・ウィルコックス氏、フットボールディレクター)、そしてクラブがこれらの選手に要求している移籍金額を把握している。もし、その設定した金額に達しなければ、彼らは間違いなくマンチェスター・ユナイテッドの選手であり続けるだろう。他のクラブは土壇場になることを待っているかもしれないけど、サプライズがあるかもしれない」
「私は選手たちを迎え入れる準備ができている。彼らの競争は激化している。彼らはもし、ワールドカップに出場したいと考えているなら、プレーしなければならない。選択肢が増えることになるので、私はそうなっても満足している。彼らがプレーするためにお互いに争わなければならないのなら、私にとってそれは完璧なことだ」