
外出先で、鼻をかんだティッシュやお菓子の袋などのごみが出たとき、その処理に少し困ることはありませんか? 筆者はごみ箱が見当たらないときは、バッグに直接入れてしまうことがありますが、内心「嫌だな……」と思っています。
特に夏は、アイスクリームを食べ歩きした後のごみや、使用後のウェットティッシュや汗拭きシートなど、バッグに直接入れたくないごみがたくさん出るので、どうにか解決したい問題です。
そんな筆者が、3COINSの店頭で見つけて即買いしたのが「携帯用ダストポーチ」。これがなかなか“気の利く”アイテムだったので、ここで使い心地などを詳しく紹介したいと思います。
●ただのポーチじゃない! 気が利く“4つのポイント”
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携帯用ダストポーチのサイズは約16(縦)×9.5(横)cmと、バッグの中でも邪魔になりにくい大きさです。素材はポリエステル100%。カラーはベージュ(筆者購入品)とチャコールグレーを展開しています。価格は各330円(税込)です。
このアイテムの、一般的なポーチとの違いは4つあります。まず開口部がバネのような仕様になっており、“ぱちん”と閉じること。中にしまったごみがバッグ内で散乱することがありません。ただ、閉じる力が強いため、開く際は少し力を入れる必要があります。
一般的なポーチとの違い2つ目は、カラビナが付いている点。これが非常に便利で、バッグの持ち手に取り付けることによって、すぐにごみを捨てられるようになります。
3つ目は、背面がポケットティッシュケースになっていること。これにより、ティッシュをさっと取り出して使い、ごみはそのままダストポーチに入れるという一連の流れが、このアイテム1つで完結します。
そして4つ目は、本体の裏地を引き出して拭けるようになっていること。筆者はこのアイテムを見たとき、「ポーチにごみを入れるって、中は汚れないの? ほぼ使い捨て?」と思いましたが、このダストポーチは裏地をぐいっと引き出して汚れた部分を拭き取ることができました。清潔に保ちやすいのはうれしいポイントですね。
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ただ商品ページの説明には「洗濯不可」と書かれているので、裏地を水で洗うのは避けた方がよさそうです。水洗いができればさらに気持ち良く使えると思うので、これは惜しいポイントです。
●“ごみ箱じゃない”使い方も!
携帯用ダストポーチは、ごみ箱として便利に使えていますが、“ごみ箱じゃない”使い方もできます。
ユーザー口コミなどを見てみると、ガジェット類の収納に使ったり、ハンドクリームやリップクリームといった小物を入れたりと、さまざまな使い方があるようです。
デザインもシンプルでおしゃれですし、開口部のバネ仕様やカラビナなどの機能性も優秀ですし、アイデア次第で幅広い使い方ができそうですね。
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●「ちょっと小さいかも……」と思ったら
3COINSの携帯用ダストポーチの本体サイズは、先述した通り約16(縦)×9.5(横)cmです。バッグに入れたり、持ち手に取り付けたりしやすい大きさです。
ただ、子供の分のごみも捨てたい人や、大きめのゴミを捨てたい人は「ちょっと小さいかも……」と思うかもしれません。そのような場合は、価格は上がりますが、キングジムの「ホルポ」シリーズなど、似た製品を検討してみても良いかもしれません。
「ホルポ ごみ箱ポーチ」のスタンダードサイズであれば、大きさが約19(縦)×13(横)×2.6(マチ)cmとやや大きいサイズでマチがあります。ショッピングサイトでの実売価格は1000円台半ばほど。そして、さらに容量の大きなバッグタイプの「ホルポ ごみ箱バッグ」は、本体サイズ約21(縦)×21(横)×12(マチ)cm。実売価格は3000円台前半からとなっています。
シリーズの特徴としては、ロール状のごみ袋が付属しており、それをポーチやバッグの内側にセットして使えること。衛生的に使い続けられるのがポイントです。
筆者は、ホルポのごみ箱ポーチがずっと気になっていたものの、価格を理由に購入を迷っていましたが、今回3COINSで似たアイテムを見つけたので、結局そちらを買いました。ただ、容量がもう少し大きなものが欲しい人や、ポーチの内側をどうしても汚したくない人は、ホルポシリーズを検討してもいいかもしれません。
いずれにせよ、ごみ箱代わりにするポーチは、持っておくと便利です。真夏の炎天下でごみ箱を探し回ったり、バッグを汚したりするストレスから解放されます。