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<ヤクルト2−1中日>◇26日◇神宮
ヤクルトのドラフト3位ルーキー荘司宏太投手(25)がプロ初勝利を挙げた。同点の7回に2番手で登場。先頭ボスラーに安打を許すも、次打者山本の痛烈な当たりを好フィールディングで投直併殺。なおも2死一塁で石伊を見逃し三振に仕留めて切り抜けた。ベンチに戻ると「もしかしたら勝てるんじゃ」と初めての予感があった。直後の攻撃では同学年の赤羽が勝ち越し打を放ち「現実になって良かった」と思わず笑みを浮かべた。
1年目ながら厳しい場面を任されている左腕は、23試合に登板し、すでに12ホールドをマーク。それでも同期のドラフト1位中村優が先にプロ初勝利を挙げており「ポジションは違いますが、どこかでずっと勝利を挙げたかった」と静かに闘志を燃やしていた。初のお立ち台では、守護神石山のように長く活躍する選手になりたいと宣言。スタンドで見守る両親の前でスタートの「1勝」を刻んだ。
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