【阪神】大山悠輔「早めに得点して才木を楽にしてあげたいと」後半戦最初の打席で雪辱の決勝打

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2025年07月26日 23:17  日刊スポーツ

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阪神対DeNA 1回裏阪神2死一、三塁、大山は中前適時打を放ち先制(撮影・加藤哉)

<阪神2−0DeNA>◇26日◇甲子園



阪神大山悠輔内野手(30)の通算1002本目の安打が、後半戦の開幕勝利を引き寄せた。初回2死から森下が四球で出塁。続く佐藤輝の内野に高々と舞い上がった打球を、DeNA内野陣が“お見合い”。無得点で終わるかと思われた状況が一転、2死一、三塁に好機は広がった。


背番号3は相手がくれた好機を逃さなかった。「もう得点を取るだけでしたし、相手のケイ投手は(今季)右打者がなかなか打てていなかったので、ここで何とか1本と思って打席に入りました」。左腕のカットボールを完璧に捉え、中前に運ぶ先制適時打。早々に先発才木を援護した。「早めに得点して才木を楽にしてあげたいと思っていました。(自身も)いい入りができたと思います」。後半戦最初の打席で出した会心の結果を喜んだ。


雪辱の思いも込めた一打だった。21日巨人戦(東京ドーム)の3回に左前打を放ち、通算1000安打を達成。次の打席では5号2ランも放ったが、7回の一塁守備で敗戦につながる失策を犯した。この日のお立ち台で、自ら切り出した。「前半戦の最後の試合に、僕のエラーで迷惑をかけてしまったので、後半戦の1試合目で何とか力になれてよかったですし、勝てたことが一番いいのかなと思います」。9度の決勝打は、1位森下の15度、2位佐藤輝の12度に次ぐリーグ3位。責任感を結果につなげた一撃だった。【堀まどか】

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