去就注目のイサク[写真]=Getty Images ニューカッスルを率いるエディ・ハウ監督が、移籍騒動に揺れるスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクについて言及した。26日、イギリス『スカイスポーツ』が同指揮官のコメントを伝えている。
ニューカッスルとの現行契約を2028年6月30日まで残すイサクには、以前からビッグクラブが関心を寄せており、今夏の移籍市場ではリヴァプールが強い関心を示し、イギリス史上最高額のオファーを提示する可能性も噂されている。
そんななか、イサクはプレシーズンのアジアツアーのメンバーから負傷を理由に外れることに。これを受けて、複数のイギリスメディアは「イサクがニューカッスルからの移籍を検討している」と報じ、去就問題にさらなる拍車がかかっている。
ハウ監督はイサクの状況について、「彼は現在、ニューカッスルでケガの検査を受けている。早く復帰し、白黒のユニフォームを着てくれることを願っている」とコメント。また、「もちろん、舞台裏ではさまざまなことが起きている。契約交渉は現時点で行われていないが、後日行われる可能性はある。彼の残留を心から願っている」と語りつつも、「サッカーの世界では、将来何が起こるか誰にも分からない」と続けた。
今夏の移籍市場において、ニューカッスルはノッティンガム・フォレストからスウェーデン代表FWアンソニー・エランガが完全移籍で獲得。しかし、ブラジル代表FWジョアン・ペドロや、オランダ代表DFディーン・ハイセン、イングランド代表GKジェームズ・トラッフォードの獲得競争に破れるなど、厳しい戦いを強いられている。
ハウ監督は「移籍市場は我々にとって難しい局面となっている」と認めながらも、「積極的に市場に参入し、模索している」と語り、2025−26シーズンに参戦するUEFAチャンピオンズリーグを戦い抜くためにも「選択肢と選手層の厚みが必要だ。ただの選手ではなく、違いを生み出せる選手を獲得したいと思っている」と言葉を続けている。