【関屋記念予想】ワンターンのサマーマイルシリーズ第2戦 瞬発力が求められる戦い

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2025年07月27日 06:35  netkeiba

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関屋記念に出走予定のカナテープ(撮影:下野雄規)
 ハンデ戦というのが妙だが、サマーマイルシリーズ第2戦。舞台となる新潟競馬場芝1600mは1周2223mという広大なコースを使ってのワンターン。スタートして3角までの約550mで、坂を約2m上ったあとは4角に向かって一気に下りながらのスパイラルカーブ。ただし、新潟コースはコーナー角度が急なので約800m弱のスピード比べになりやすい。過去10年であがり3ハロン最速馬は[2-2-3-6]。長く良い脚というよりも瞬発力が求められるコース設定だ

 ◎カナテープは府中牝馬S2着。今回、全4勝あげている1800mから1ハロンの距離短縮となるが、しっかり脚をためてからの瞬発力を武器とする馬。どちらかと言えば強い前進気勢を併せ持つことから、マイル戦も[0-2-1-1]と守備範囲で、左回りコースに限れば[4-4-3-2]と得意にしている。以前から馬体重の増減が激しいタイプではあったが、6歳を迎えた今年は体重を増やしながら成績が安定してきた。本格化と見たい。

 〇レガーロデルシエロは、こうやまき賞2着含め左回りのマイル戦は[1-1-1-0]。デビュー戦は2着馬とハナ差3着で、こうやまき賞はジューンテイクからコンマ1秒差2着で3着オフトレイルに先着。昨年秋のノベンバーSは勝ち馬からハナ差2着だった。少しずつ距離を伸ばし、58kgを背負って2000mの美浦Sを勝ったものの新潟大賞典は1番人気を裏切ってしまった。久しぶりのマイル戦で見直したい。

 ▲アルセナールはクイーンC2着馬。この時は若干の出負けがあったものの中団から。直線でも前が詰まるようなところもあったが、最後までしぶとく伸びてクイーンズウォークにクビ差まで迫っている。メンバー最速の末脚を見せたNHKマイルCのあと、やや伸び悩んだ時期もあったが、前走で復活V。53kgのハンデなら、この馬の先行力としぶとさは怖い。

 △ボンドガールは3つのマイル重賞含め重賞2着5回。前走は躓いたために馬がムキになってしまったが基本的には折り合える馬だ。56kgは実質的にはトップハンデだが、恵まれたともいえる。

 うまく脚を溜めることができれば東山Sに勝って阪急杯5着の△フォーチュンタイム、夢洲Sが好内容だった△シヴァースも侮れず、ニュージーランドTに勝った△イミグラントソングも差はない印象だ。

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