2025年6月時点で、京都府には約40校の私立高校が設置されています。中学校を併設している高校や、大学の付属高校、男女共学・別学など特徴はさまざまで、優れた進学実績を持つ学校や、特定の分野について専門的に学べる学校もあることから、高校選びの幅が広いといえそうです。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、京都府在住の40代を対象に「子どもを入学させたい京都府の私立高校はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
府内在住の40代から「子どもを入学させたい」高校として支持を集めた私立高校はどこだったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第2位は、長岡京市にキャンパスを持つ「立命館高校」で、得票率は16.0%でした。1869年、西園寺公望によって開設された私塾「立命館」を源流とする現在の立命館高校。1905年に、前身である「清和普通学校」が設立され、1913年に「私立立命館中学」へ改称しました。1988年には男女共学となったほか、2度のキャンパス移転を経て現在に至っています。2025年には創立120周年を迎えた、歴史ある学校です。
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2002年からは、文部科学省による「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」事業の研究開発校に指定されているほか、教育の重要な柱のひとつとして「グローバル教育」を掲げています。2022年度には海外から300人以上の生徒を受け入れ、派遣・受入プログラムも合わせて30プログラムを実施。これからの社会を豊かに生きていく人材の育成を行っています。卒業生の多くは立命館大学および立命館アジア太平洋大学に学内進学しますが、国公立大学や医学部医学科などにも合格実績があり、そうした面からも「子どもを入学させたい」と考える人が多いのかもしれません。
第1位は、京都市左京区にキャンパスを持つ「同志社高校」で、得票率は18.1%でした。1875年、新島襄によって設立されたキリスト教主義の私立学校・同志社を母体とし、1948年に設立された同志社高校。1950年には男女共学化されたほか、2006年には小学校開校、2010年には同志社中学校と統合するなどして現在に至ります。
同校では文系・理系といったコース制はとっておらず、共通履修科目とバラエティー豊かな自由選択科目から興味関心、進路に応じて自分なりの時間割を作れることが大きな魅力。3年次には週の半分が自由選択科目となり、高校卒業や将来に向けた力を育むことができるカリキュラムです。卒業生の約85%が推薦制度によって同志社大学・同志社女子大学に進むことから、のびのびと高校生活を送れそうなのも魅力ですよね。もちろん、他大学に進む生徒もおり、国公立大学や私立大学などにほとんどの生徒が進学しています。
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