
「約75日間、夫と2人で超絶頑張ったので誰か褒めてください」
こんなポストをされたのは農家のヨッメ(@maeda_nou3)さん。
投稿された写真には、たくさんの大きなスイカがごろごろ並んでいる様子が写っています。約75日間かけて育て上げ、収穫したといいます。
「これが本物の努力の結晶…!」
「75日ってすごい…本当にお疲れさまです!」
「スイカの大きさがもはや伝説級」
「ちゃんと褒めに来ました!よく頑張りました!!」
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投稿には、弛まぬ努力の結晶に称賛の声が多数寄せられました。農家のヨッメさんにお話を伺いました。
ーー約75日間の農作業の内容は?
「定植、整枝、交配、摘果、防除、収穫です」
ーースイカを育て始めたのは?
「元々、親元就農で小玉スイカを栽培しておりそこからスイカ栽培に携わるようになりました。3年前に親元から独立し、就農当時の目標だった大玉スイカを栽培しようと決意しました。大玉スイカの栽培は今年で3年目になります」
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ーー75日間で特に大変だったことは?
「今年は収穫直前でスイカの天敵の大雨が2週間ほど続きました。雨が続くとスイカが水分を吸って水っぽくなってしまうので、雨が止んだ隙に水分を飛ばしたり、病気にならないようにするのがとても大変でした」
ーーかなり大きなスイカなんですね?
「収穫するスイカは8キロ以上のものが多いです。写真は娘よりも重い15キロのスイカです」
ーー次はどのようなスイカにしたい!というような理想はありますか?
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「大玉スイカは大きいので、みんなで集まって食べたり等、特別な場面で食べる事もあるかと思います。食べてくれた方の思い出に残るような特別なスイカを作るのが目標です。シャリ感、糖度を引き出し、皮際まで甘いスイカを作るために日々勉強しています」
ーー収穫したときの率直なお気持ちを教えてください!
「スイカは手をかけただけ美味しくなると思っています。栽培期間中は辛い作業も多いので、納得できる美味しいスイカに仕上がった時、今年もやりきったぞ!と達成感があります」
農家のヨッメさんは「30代夫婦で試行錯誤しながら営農しています。SNS(InstagramとX)でも情報発信していますので応援よろしくお願いします」と話してくれました。
農業の現場で夫婦二人三脚で向き合い、挑戦と努力を積み重ねて実った大玉スイカ。その一玉には、75日間分の汗と知恵、そしてたっぷりの愛情が詰まっていました。ぜひ味わってみたいですね!
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・椎名 碧)