企業人事に聞いた「卒業生が活躍している大学」ランキング！　2位は「上智大学」、1位は？

　日経HRと日本経済新聞社は、「企業人事に聞いた『卒業生が活躍している大学』調査」を実施し、その結果を公表しました。

【画像：ランキング20位〜1位を見る】

　調査は、上場企業と有力非上場企業の人事を対象に、採用した学生から見た、各大学の卒業生の資質・姿勢・取り組みなどについてヒアリングを行っています。

　さまざまな大学があるなか、どの大学の卒業生の評価が高かったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！

（出典元：日経HR「企業人事に聞いた『卒業生が活躍している大学』調査『新・就職力ランキング』」）

第2位：上智大学

　第2位は「上智大学」でした。東京都千代田区に本部を置く上智大学は、1913年に開校され、大学令により1928年に設置された私立大学です。「他者のために、他者とともに」を実践できる人材の育成を使命に掲げています。

　上智大学では産官学連携を促進し、企業のニーズを具現化するため「受託研究」「学外共同研究」「奨学研究寄付・教育研究経常経費寄付」の3つの制度を導入。今回の調査では、こうした産学連携の取り組みや、グローバル人材輩出の実績に対して、高評価を獲得しています。

第1位：一橋大学

　第1位は「一橋大学」でした。東京都国立市に本部を置く一橋大学は、1875年に創設された「商法講習所」を前身とする国立大学です。「キャプテンズ・オブ・インダストリー」の理念のもと、日本および世界の自由で平和な政治経済社会の構築に資する知的・文化的資産を創造し、その指導的担い手の育成を使命に掲げています。

　一橋大学の教育は、所属学部以外の各学部の開講科目を自由に履修できる点や、ゼミナールを核とする少数精鋭教育を実施している点などが特色です。今回の調査は「行動力」「コミュニケーション能力」「知力・思考力」「成長力」の4つの項目から評価されるもので、一橋大学は4つの分野すべてで1位を獲得しました。