ママスタいつかは訪れる夫婦の別れ。離婚を選択する場合もあるでしょうが、そうでなくても寿命や病気によってどちらかが先に亡くなることは避けられないでしょう。そんななかママスタコミュニティには、自分が亡き後の旦那さんについて問うこんな投稿がありました。
『もしもあなたが亡くなったら旦那さんはどうなると思う? どのくらい悲しむと思う? 再婚は?』
もし自分のほうが先に亡くなったら旦那さんはどのくらい悲しむのか、そして再婚はするのかどうか。一度は想像したことがある人も少なくないのではないでしょうか。投稿者さんはママたちに尋ねていました。
普段の夫婦関係や家事育児の様子から推測すると……
『再婚はしないと思うし、かなり悲しむんじゃないかな。旦那は私がドン引きするレベルで私のことが大好きすぎるし、常々「◯◯ちゃんが先に死んでしまったら、俺もその後すぐ死ぬと思う。まあ絶対に◯◯ちゃんより俺のほうが先に死ぬし、俺が死んだ後に◯◯ちゃんが死ぬまで困らないだけのお金は遺して逝くからね」と言ってくるし』
『喜んで女と遊んでいると思う』
自分が亡き後に旦那さんがどうなるかは、あくまでママたちの予想に過ぎません。その予想は、現在の旦那さんの言動や日頃の夫婦関係をもとに推測するしかないですよね。今回の投稿では「私のことが大好きだからものすごく悲しむし、再婚もしないと思う!」という人もいれば、「夫婦関係が冷め切っているから、私が亡くなったら喜んで彼女を作ったり再婚したりしそう」という人までさまざまでした。
『最初は悲しむかもね。でもしばらくしたら自分一人でも楽しみを見つけて、わりといきいきと生きていける人だと思う。何も心配していない』
『うちは大丈夫だな。だって私58歳だもん。もう死んでも誰も困らない。旦那は家事が完璧で、料理も私より上手いし。ちょっとぐらいは悲しんでくれると思うけど』
普段からママが旦那さんの身の回りのお世話を含めた家事や、お子さんの育児を担っている場合もあるでしょう。でもママが亡くなった後は、旦那さんがシングルファザーとしてあれこれを頑張らなくてはいけません。この点についても「家事育児も完璧だから大丈夫だと思う」として普段の旦那さんの様子から推測している人たちがいました。パートナーに先立たれる悲しみや孤独、寂しさなどにも耐えうるとして旦那さんの強さを語っている人も。
旦那よりも気がかりなのは子ども!
『淡々としていると思う。ただ生活面が困るだろうな。何がどこにあるのかを知らないし、子どもたちの面倒も見れないから。子どもが困るのは申し訳ないから、急にいなくならないようにはしたいと思う』
『普通に悲しんで、時が経てば再婚もするかもしれない。子どもたちをしっかり育て上げてくれれば文句はない』
『ほどほどに悲しむかな。なんやかんや言っても、私もいろいろやってあげてきたし。再婚は好きにしてくれたらいいけど、下の子が出て行ってからにしてほしいかな』
子どもがまだ小さなママたちにとって、自分の亡き後に何よりも気がかりなのは子どもたちのことでしょう。愛するパートナーとしてというよりも、自分の代わりに家事育児をしてもらうための人が必要と考えている人もいるようです。一方で「子どもをしっかり育ててくれれば、悲しもうと再婚しようとどうでもいい」とまで言い切っている人もいました。また子どもへの影響を考えて、再婚はお子さんが成人するまでしないでほしいという願いを語っていた人も。自分がいなくなった後に旦那さんに悲しんでもらうかどうかよりも、子どものことが気がかりというママたち。そう考えると改めて、子どもが小さなうちは絶対に倒れていられないな、という気持ちになりますよね。
「幸せのためにも再婚はしてほしい」と願う人たち
『泣くと思う。私の脳に腫瘍が見つかったときに、旦那はしばらく私の後をついて回って「死なないよね?」って何度も聞いてきた。そして「そんなん、知らんがな」って言ったら「なんで大丈夫って言ってくれない」って半泣きになってたのを見てるからなあ。「そんなに私が必要か?」ってちょっとビックリした』
『一人じゃ生きていけないと思う。子どものためを思ったら、すぐ再婚して生活できるようにしてほしいと強く願う』
『廃人のようになると思うから、一刻も早く再婚してまた楽しく暮らしてほしい』
『一生、私のことを事あるごとに思い出してくれると思う。でも再婚はするだろな』
病気が見つかり「妻がいなくなる」という現実をリアルに感じた際に、普段は見せない態度を取っていた旦那さんのエピソードを綴っていた人もいました。今現在の夫婦関係があまりよくないとしても、いざ本当に妻がいなくなったら大きな悲しみに包まれるという旦那さんは少なくないのではないでしょうか。また子どもがまだ小さければ、シングルファザーとして仕事も家事育児も1人で担わなくてはいけなくなるでしょう。今まで仕事しかしてこなかった男性だとかなりハードルが高くなってしまいますよね。「再婚して子どもを育て上げてほしい」「孤独で廃人になると思うから自分の幸せのためにも一刻も早く再婚してほしい」と旦那さんや子どものためを思い、再婚を願う人たちも少なくありませんでした。
あくまで「もしも」の話ではありますが自分の亡き後のことを想像すると、今以上に旦那さんや子どものことを大事にしようと思えるのではないでしょうか。
文・AKI 編集・佐藤さとな イラスト・むらみ
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