<日本ハム−ロッテ>◇27日◇エスコンフィールド
日本ハムのドラフト1位右腕、柴田獅子投手(19)が、予定通り登録を抹消された。
26日に1軍デビューし、先発して3回完全投球。試合後、新庄剛志監督(53)が今後について「まずファームで5回投げさせて、徐々に球数の制限をなくしていきながら、という感じ。今日のピッチング見たら、大事な試合の時に『中(継ぎ)でも見たいな』っていう気持ちにもなりましたし、基本はスタートで行かせる方向で取り組んでまいります」と話していた。
柴田はこの日、エスコンフィールドでの全体練習に参加。観戦していた家族や知人、友人のリアクションは「ほんとにみんな『すごかった』としか言ってなかったですね」。一夜明けてのコンディションについては「張りはファームで投げていたいつも通りくらいはあったんで、負荷はあんまり変わってないのかな」と淡々とした表情で話した。
次回登板についての話は「ないですね」。ファームでの今後の取り組みについて「ロング投げる配球とか、つくりかたをもう1回わかればいいかなと思います」と思い描いた。
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新庄監督は打撃面での今季中のデビューも画策しているが「今の状態ではまだ(1軍で)打てないです。ファームのバッティングスタイルを見てたら、差し込まれてボール球に手を出して三振のイメージしか湧いてこないですね。これ、わざと言ってるんですけどね。本人に伝わるように(笑い)。『ボール球、振ってませんよ』みたいな姿勢を見てみたいですね」と条件を明確に提示。それを聞いた柴田は「ピッチャーをしているので、(ピッチャーは)結局ボール球を振らせたいとかもあるんで、その逆をやればいいかなという感じです」と、イメージをふくらませていた。
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