ヒロヤ (C)ORICON NewS inc.■『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』(27日/さいたまスーパーアリーナ)
フライ級GP1回戦第1試合で元谷友貴に判定負けしたヒロヤが、試合後インタビューで「相手の得意な展開に持っていかれてしまって、元谷選手の戦い方になってしまった」と敗因を分析した。
【試合後インタビュー動画】ヒロヤ「格闘技は甘いものじゃない。もっと頑張るしかない」 キャリアで大きな差がある2人によるGPならではの試合は、2ラウンドから元谷がタックルからバックポジションを奪うなど試合をコントロールし、最後までヒロヤに主導権を渡さない試合巧者ぶりを見せ、判定3−0で勝利した。
ヒロヤは試合展開について「自身の求める戦い方と元谷選手の戦い方がぶつかりあった結果、元谷選手が上だった。自分が負けるだろうという1番最悪な展開で負けてしまった」と反省。特に「打撃とテイクダウンのフェイントがうまかった。UFCのレスラーにも多い技なんですけど、テクニックがすごかった」とベテランの技術を称えた。
今後については「優勝候補の元谷選手との試合に向けて、5月の『男祭り』から2ヶ月間アメリカで練習やってきたんですけど、やっぱりそんな甘いものじゃない。自分みたいな凡人は人の2倍、3倍とやっていかないと生き残れない世界なので、もう頑張るしかない」と前を見据える。
2年前の『超RIZIN.2』は伊藤裕樹、昨年の『超RIZIN.3』は所英男に敗れ、これで夏の試合は3年連続の黒星となった。この日のオープニングセレモニーでもGP出場選手のなかでもひときわ大声援を集めていたが、「超RIZINでファンの人を笑顔で帰せないという思いは心のなかにある」と申し訳なさを吐露。
それでも「自分が下を向いていたらファンの人も前向きになれないと思うので、自分がもっと頑張って絶対に諦めなければ、なりたい自分になれることを証明するために、来年に向けてしっかり頑張っていきたい」と再起を誓った。
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