<卓球:Tリーグ:日本ペイント1−3日本生命>◇27日◇女子◇東京・代々木第2体育館
女子の25−26年シーズン開幕戦で中学1年生が、堂々のデビューを果たした。
日本ペイントマレッツに新加入した村松心菜(13)が、第2試合のシングルスに登場。中国出身で世界ランク最高11位、日本生命レッドエルフのハン・シキ(27)相手に1−3(11−3、9−11、9−11、8−11)で敗れた。
第1ゲーム(G)は開始から7連続ポイントで主導権を握り、11−3と圧倒した。第2G以降はハンの要所での精度の高いラリーに上回られたが、堂々と打ち込む姿に、会場はどよめきと大きな拍手に包まれた。村松は「初めてのTリーグで、すごく緊張したけれど、中学生らしく、元気よくできたのは良かったと思います。ラリーで粘るところ、向かっていく気持ちを忘れずに、どんなにリードされていても声を出すのが良さ。そこができたのは良かったです」とほほ笑んだ。
村松は2012年(平24)4月4日、東京都生まれ。現在は大阪・四天王寺中に在学中だ。24年全日本選手権では、カデットの部(13歳以下)女子シングルス3位となっている。
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見守った大嶋由美監督(63)は「すごく緊張しているとコーチから聞いていたけれど『あれで緊張していたの?』というぐらい、いい試合をしてくれました」と評価。春から大阪での新生活が始まった13歳は「(同僚の)横井咲桜選手、大藤(沙月)選手みたいに、人間性も素晴らしいし、卓球も強い、世界で活躍できる選手になりたいです」と将来の目標を掲げた。【松本航】
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