退団希望のブレントフォードFW、練習ボイコットの強硬手段? “口約束”の放棄に憤慨か

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2025年07月27日 18:38  サッカーキング

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ウィサが退団直訴か [写真]=Getty Images
 ブレントフォードに所属するコンゴ民主共和国代表FWヨアヌ・ウィサが、退団希望を通すために強硬手段へ出たようだ。イギリスメディア『BBC』や同『トークスポーツ』などが報じた。

 1996年9月生まれのウィサは、アンジェやロリアンなどフランスの複数クラブを経て、2021年夏からブレントフォードに加入。昨季はプレミアリーグでキャリアハイの19ゴールを記録した。

 そんなウィサに対しては、ニューカッスルやトッテナム・ホットスパー、ノッティンガム・フォレストらが獲得に強い関心を示している。しかし、ブレントフォードは今夏にもう一人の得点源であるカメルーン代表FWブライアン・ムベウモをマンチェスター・ユナイテッドに売却しており、ウィサまで手放すことには消極的な様子。新契約を用意して同選手の引き留めを図っているとも報じられていた。

 イギリスメディア『BBC』によると、ウィサはニューカッスルへの移籍を希望しており、ブレントフォードのフットボールディレクターを務めるフィル・ジャイルズ氏にその旨を伝えたという。しかし、移籍交渉に進展が見られない状況にウィサは苛立っており、28歳のストライカーはジャイルズ氏に対し、「移籍を認めなければ、このクラブで2度とプレーしない」と伝えたようだ。

 さらに、『トークスポーツ』はウィサが練習への参加もボイコットしていると報道。“ビーズ”とウィサは昨年夏、移籍金で約2600万ポンド(約52億円)のオファーが届いた場合に退団を認める口約束を交わしていたという。しかしながら、ブレントフォードはウィサの獲得に関心を示すクラブに対し、5000万ポンド(約100億円)を要求か。今夏のステップアップを信じて1年前に契約改善を放棄してブレントフォードにコミットしたウィサは、約束を無視した同クラブの移籍金設定に失望していると同メディアは伝えている。

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