【セクシー女優やグラドルの撮影会】弾まない会話 マナー違反のお触り 痛い客との1対1リスク 意外と稼げるけどリスクがいっぱい

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2025年07月27日 19:10  まいどなニュース

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元セクシー女優のフリーライター・たかなし亜妖

地下アイドルやセクシー女優、グラビアアイドルたちが積極的におこなうイベントが「撮影会」です。この撮影会は「本当はやりたくないけどファンを獲得するために仕方なく」なんて演者も多いとか。

【写真】元セクシー女優のフリーライター・たかなし亜妖

まずは撮影会がどんなものなのか説明しますと、全国各地には撮影会を開催するスタジオが存在し、1枠45分〜1時間の間、参加者(カメラマン)がモデル(演者)を撮影します。参加料金はモデルの知名度によって大幅に異なり、個人撮影(通称:個撮)だと1対1になるので料金が高めで、団体撮影だとモデル1人に対して数名の参加者で囲むため、個撮よりも安価というのが一般的です。

演者へのギャラは、個撮の場合だと実施した枠数、そして団体は枠数×人数で算出することが多いです。枠が埋まるほど給料は上がり、人気のモデルは撮影会の仕事だけでかなりの金額を稼ぐため、はたから見ればとても魅力的な仕事に思えるでしょう。

例を挙げるなら、事務所の猛プッシュが決まっている新人の単体女優。「そもそも、単体女優はあまり撮影会をやらないだろ!」という鋭いツッコミはさておき(笑)売れっ子確定コースなら1枠3〜4万円の設定が普通です。ここから撮影会と事務所、そして自分(女優)のギャラとして3分割にするのですが、演者への分け前が多い場合だと総額の6割くらいもらえます。つまり、設定金額が4万だと1枠で約2.5万円くらい稼げるのです!

このようにギャラはそこまで悪くない仕事である撮影会を、なぜ演者は嫌がるのでしょうか。

撮影会ビジネスにみんなが参入するワケ

撮影会をやらないグラドルやセクシー女優は少なく、ここ数年では地下アイドルやメイドカフェなどのコンセプトカフェに勤めるコンカフェ嬢の参入も目立ちます。事務所命令のパターンも多いですが、なぜ希望者が絶えないのかというと、撮影会はファン定着のために手っ取り早い方法だからです。

女の子を撮るのが好きなアマチュアカメラマンはいつの時代にも一定数いて、撮影会をきっかけに新たな推しを探す人も多いのだそう。参加料さえ払えば世界に1つだけの写真を撮れて、演者と近い距離でコミュニケーションが取れるため、ファンにとっては非常に特別感を覚える空間です。いずれは参加者がリピーターと化す可能性が高いとなると、演者にとってもオイシイ場であることは確かでしょう。特にカメラマンはフットワークが軽い男性が多いため、気に入られると撮影会以外のイベントにも顔を出してくれやすいのですよ。

撮影会の苦悩……痛客を生み出す危険性アリ!?

枠の数や金額の設定は事務所やスタジオとの相談で決まり、金額は高ければ高いほど、枠は増やせば増やすほど収入が伸びます。しかし45分×10枠は相当な疲労が溜まるため、かなりタフな子でないと務まりません。

また会話が弾む相手なら良いものの、そうでない人だと1対1の個撮は完全なる苦行。何を話しかけても反応が薄い男性、あるいは会話のキャッチボールが成り立たないと1枠がものすごーく長く感じてしまうのです。

しかもカメラマンの中にはセクハラ発言の連呼や、モデルさんをベタベタ触ろうとするマナー違反者がまぎれがち。どうしても撮影会はお互いの距離が近いので、履き違えているお客さんが暴走しやすいというデメリットも…。

完全歩合制だと枠が埋まらなければ収入の問題が出てきますから、うまくファン対応をできる子でないと撮影会を毎月こなすのはつらいでしょう。

このように、アイドル達が当たり前のようにこなす撮影会も、実は「みんなできて当然」ではないのです。つまり、毎月何現場も撮影会を開催する子はある程度メンタルが強いと思います。

◆たかなし亜妖(たかなし・あや)元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。

◆たかなし亜妖(たかなし・あや)元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。

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