<阪神−DeNA>◇27日◇甲子園
阪神高橋遥人投手(29)が6回途中1失点で降板。317日ぶりとなる勝利投手の権利を得た状態でマウンドを譲り、リリーフ陣に後を託した。
初回、安打と2四球で2死満塁のピンチを招いたものの、DeNA蝦名達夫外野手(27)を二ゴロに打ち取って無失点。2回以降はテンポよく、アウトを積み重ねていった。
序盤に打線の援護もあった。2回に4安打を集中。相手エラーもあり、一挙5点を奪った。5点のリードをもらった高橋は危なげない投球で試合を作った。
昨年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物(プレート)除去術」を受けた。長いリハビリを経て戻ってきた。1軍復帰戦となった前回15日中日戦(甲子園)は6回2失点で勝ち負けなし。この日が今季2試合目の登板だった。
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好投を演出したのはスタメンマスクの坂本誠志郎捕手(31)だ。高橋とバッテリーを組むのは、21年11月6日CSファーストステージ巨人戦(甲子園)以来、約4年ぶり。巧みにDeNA打線を抑え込んだ。
高橋は6回、蝦名に中前適時打を許したものの、5回2/3、93球を投げ、6安打7三振2四球1失点の好内容。復活した左腕が、猛虎の快走をますます加速させる。
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