【楽天】藤平尚真、剛速球で3K「三振取れるのは調子が上がってきている証拠」最速155キロ

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2025年07月27日 21:59  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

楽天対西武 楽天の藤平(撮影・井上学)

<楽天4−1西武>◇27日◇楽天モバイルパーク



楽天藤平尚真投手(26)が、剛速球で西武打線をねじ伏せた。1週間ぶりのマウンドで1回を1安打無失点3奪三振に抑え「いっぱい休ませてもらったんで、休んだ後はしっかり仕事しないといけないかなっていう感じです」と落ち着いた口調で振り返った。


アウトはすべて三振だった。2点リードの8回に3番手で登板。まずは先頭滝沢を153キロ直球で見逃し三振に封じる。続く佐藤太は151キロ直球で空を切らせた。2死から西川にこの日最速の155キロ直球をポテンヒットとされたが、最後は長谷川を150キロ直球で見逃し三振に仕留めた。「三振取れるのは自分でもすごく調子が上がってきている証拠だと思う。狙いにいかなくても取れてるのはすごくいいことかなと思います」と、うなずいた。


この日は母校の横浜(神奈川)がライバル東海大相模に快勝し、甲子園出場を決めた。自身と同じ横浜出身の渡辺佳明内野手(28)と試合中継を見ていたという。「どうなるかと思いましたけど、横浜らしい勝ち方をしてくれて、僕も気分良く投げられました」と刺激を受けた。


横浜はエース奥村頼人投手(3年)が準決勝で2打席連発、決勝でもアーチをかけた。3年夏の神奈川大会準々決勝で2打席連続本塁打を放っている藤平は「奥村君はこの間の試合もチームを勝たせるようなバッティングをしてたので、甲子園に行ってもそういう活躍を期待したいと思います」。名門で同じ背番号1を背負う後輩にエールを送った。

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