【楽天】藤井聖 先制ソロ被弾も「堀内のせいにしちゃおう」前向き切り替えで4勝目

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2025年07月27日 22:24  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

楽天対西武 力投する楽天先発の藤井(撮影・井上学)

<楽天4−1西武>◇27日◇楽天モバイルパーク



楽天藤井聖投手(28)が、粘って切り替えてチームトップタイの4勝目を挙げた。6回3安打1失点ながら5四死球を与える苦しい投球に「球も悪い、コントロールもできなかったらもう最悪だったんですけど、球自体は悪くなかったんで、そこが良かったかなと思います」と振り返った。


序盤から制球が乱れた。初回に安打と2四球で1死満塁のピンチを招いたが、西武5番の村田を投ゴロ併殺で無失点。2、3回も四死球から先頭に出塁されたが、いずれも併殺で3イニング連続ダブルプレーで切り抜けた。「今年はほんとにゲッツーが少なくて、自分の中で結構、悩んでいたところの1つでもあった。去年みたいにゲッツーを取れるようになってきて、いい傾向にあるのかなと思います」と、うなずいた。


0−0の6回には先頭の西川に初球を捉えられ先制ソロを被弾したが、落ち着いていた。「(捕手)堀内がすごい申し訳なさそうな顔して。『僕のせいです』って言ってたので。『堀内のせいにしちゃおう』みたいな感じでうまく切り替えました(笑い)」。後続は3人で退けて、その裏の攻撃で4番ボイトの逆転2ランが生まれた。


後半戦で2連勝を飾り、チームは4位西武とゲーム差なしの5位とした。「オールスター休み明けに三木監督から『目の色変えてやっていこう』っていう話があって、『ギラギラ、メラメラしながら楽しもう』っていう話があったんですけど。そういったところをチーム全体で体現できて2連勝に結びついてるのかなと思います」と力を込めた。

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