<ウエスタン・リーグ:広島4−14阪神>◇27日◇由宇
阪神2軍が14得点で大勝した。
6年ぶりに球団復帰のラファエル・ドリス投手(37)が、入団後初めての実戦登板。7回、マウンドに上がり、1回を無失点に抑えた。最速151キロを計測した。
2点を追う3回。1死満塁から、木浪聖也内野手(31)の右前2点適時打で同点。続くラモン・ヘルナンデス内野手(29)が、中越え2点適時二塁打を放ち勝ち越すなど、1イニングで一気に7点を入れた。
ヘルナンデスは1本塁打を含む3安打、6打点。小野寺暖外野手(27)は、4本の二塁打を放ち、3打点を挙げた。
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先発の育成の伊藤稜投手(25)は、初回に2点を先制され、4回2失点だった。
平田勝男2軍監督(65)の一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
−打線爆発
「打線が爆発したって、いい攻撃はできてるけど、今日はヘルナンデスがね、昨日ライト方向にばっかりフライが上がってるってことで練習からも取り組んでたし、左中間とかちょっと遅れても右中間というくらいの今日みたいな生きた打球。最後のホームランなんか見事やん。これからまた調子上がってくるよ」
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−小野寺が4本の二塁打
「このくらいは力持ってるよ。(21年に)ファームで首位打者か、とっとったんじゃないの?そうやろ。やっぱりこのくらいの力があるってことよ」
−伊藤稜は苦しい投球に
「いやいや初回の飛ばしてる姿が、今日は初回帰ってきてから怒ったんだけど、全然そういうのが見えない。春先はよし!ってやってたのが、こんなん野手に伝わるよ。ピンチになってギア入れましたなんてピッチャーじゃない。最初のトップバッターから全力で、140(キロ)下回ったらすぐかえるぞって言ったの。それで全力で投げてへばったら交代させてやれるけど、手探りみたいな140前半とか138とかで投げられるような、勘違いしとるよ。ここにきて。先発なんかさせられないよ。いっぱいピッチャー競争してんのに。これまではなんとか育成で1年間ってところはあったけどそういう姿が見えん。それで打たれたらこれは実力不足だけど、立ち上がりから伊藤飛ばしてるなとか、昨日負けてるからバンバンいってるというかそういう意気のいいさ、この前の高槻もそうや。2試合続けてや。向かっていくというか投げっぷりがいっさい見えん」
−ドリスが投げた
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「まだストレートの質とかスピードはまだ彼本来の、まあフォークはさすがだよ。これでストレートが試合で投げていくたびにもうちょっとキレていくと思うので、落ち着いてるしそういうところのコントロールはフォアボール出す心配はないんで、今日いい実戦になったと思う。実戦も久しぶりです」
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