シャネルなどが手掛けた1920年代のドレスが集結、「アール・デコとモード」展が三菱一号館美術館で開催へ

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2025年07月28日 12:51  Fashionsnap.com

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 パリで開催された装飾芸術の博覧会「現代産業装飾芸術国際博覧会」から100年目を迎えることを記念し、三菱一号館美術館で「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」展が開催される。会期は10月11日から2026年1月25日まで。

 同展では、京都服飾文化研究財団(KCI)が所蔵する世界的な服飾コレクションから選ばれた約200点の衣装・資料類をはじめ、ポール・ポワレ(Paul Poiret)、ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)、ココ・シャネル(Coco Chanel)など、名だたるデザイナーが手掛けた1920年代のドレス約60点、帽子、バッグ、靴などの服飾小物を展示。また、「ポワレの服を着たモデルたち」や「ファルコネッティ嬢」などの国内外の美術館が所蔵する同時代の絵画、版画、工芸品など約110点を加え、計約310点を公開する。
 展覧会では「アール・デコ博覧会の役割と最新モード」「クチュリエと芸術家のコラボレーション」「オートクチュール全盛期の女性クチュリエ」「今に受け継がれるアール・デコのモード」といったトピックを用意。「現代モードの萌芽」と題したトピックでは、第一次世界大戦終結後、活動的な女性のために誕生した現代的なスタイルに着目し、シャネルを代表する「リトル・ブラック・ドレス」や、携帯化と小型化が進んだ服飾小物、化粧道具をフィーチャーする。「身体観の変化」「アクティブな女性たちと服飾小物」「スポーツとモード」の3つのトピックでは、現代的な女性の誕生に呼応して生まれた身体を締め付けない衣服や、当時のスポーツウェアを紹介。ジャン・パトゥのビーチウェアなどを公開する。

■「アール・デコとモード」展会期:2025年10月11日(土)〜2026年1月25日(日)時間:通常日:10:00〜18:00 1月2日を除く金曜日、会期最終週平日、第二水曜日:10:00〜20:00場所:三菱一号館美術館所在地:東京都千代田区丸の内2丁目6-2休館日:祝日・振替休日を除く月曜日、12月31日、1月1日、トークフリーデー(10月27日・11月24日・12月29日)、1月19日観覧料:一般 2300(2100)円、大学生・専門学生 1300(1000)円、高校生 1000円 ※()は前売り料金

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