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広島が28日、辻大雅投手(20)と前川誠太内野手(22)の育成2選手と支配下選手登録したことを発表した。背番号は辻が98、前川が93に決まった。これによって、支配下選手登録枠70人が埋まった。辻はすでに明日29日から甲子園での阪神3連戦に臨む1軍に合流。同日にも1軍昇格することが見込まれる。
育成3年目の辻は今季、ウエスタン・リーグで23試合に登板し、1勝1敗1セーブ、防御率3・80を記録する。3月までは登板2試合で0勝1敗、防御率31・50だったが、野村3軍コーチ兼アナリストの助言から急成長。球速が約となる10キロ増の最速150キロまで上がり、ストライク率もグッと上がるなど投球内容も改善された。4月以降は21試合登板で1勝1セーブ、防御率1・27の好成績を残す。
前川にとっては、育成4年目で念願の支配下選手登録となった。昨オフに左足首の手術を行ったが、今季はここまで66試合で打率2割8分6厘、0本塁打、20打点、2盗塁。4月27日まで打率4割をマークするなど打力でのアピールが実った。
球団は新外国人投手の調査を進めていたが、候補選手がメジャーに昇格するなど交渉までにも至らず、7月末の補強期限が迫る中、育成2選手の支配下選手登録で支配下枠の上限70に達した。2選手のコメントは以下の通り。
■辻
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「素直にうれしいです。どんな形でもいいので、チームが勝てるように投げることが一番なので、1日でも早く貢献できるように頑張ります。まだ契約したばかりですけど、顔と名前を覚えてもらえるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
■前川
「実感がまだ湧かないですけど、やっとスタートラインに立てることができたので、まずは自分らしく必死にアピールしていきたいです。目標は菊池選手みたいに何でもできる、チームに欠かせない選手になることです。これから必死に泥臭くプレーして、チームの勝利のために何でもしていきます。応援よろしくお願いします」
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