

LVMH本社
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LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(以下、LVMH)が、傘下の「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」の売却に向けた交渉を進めていると複数の海外メディアが報じた。
同ブランドは、デザイナー マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)によって1984年に設立。LVMHは、1997年に傘下の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のアーティスティック・ディレクターに同氏を任命し、あわせてマーク ジェイコブスを買収した。
買い手の候補には、「バーニーズ・ニューヨーク(Barneys New York)」や「フォーエバー 21(FOREVER 21)」を傘下に収める米ブランド管理会社オーセンティック・ブランズ・グループ(Authentic Brands Group)や、ブルースター アライアンス(BLUESTAR ALLIANCE)など複数の企業が浮上。ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じたところによると、売却額は10億ドル(約1480億円)程度となる見込みだという。
同社は近年、ポートフォリオの最適化を推進。昨年9月には、故 ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が設立した「オフ-ホワイト™(OFF-WHITE™)」を所有するオフ-ホワイトLLCを売り渡すなど、一部ブランドや不動産の売却を進めている。
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