<陸上:全国高校総体>◇28日◇ホットスタッフフィールド広島◇男子200メートルタイムレース決勝
16歳の高校2年生、清水空跳(そらと=石川・星稜高)が200メートルで初優勝した。追い風参考ながら、高校歴代2位に相当する20秒39(+2・7メートル)で1組1着となって100メートルとの「インターハイ2冠」を達成した。
公式の記録ではないものの、サニブラウン・ハキームが持つ20秒34の高校記録まで0秒05差という、またも衝撃のタイムを刻んだ。26日の100メートルでは13年桐生祥秀(京都・洛南高)の高校記録を0秒01更新する10秒00で初優勝。新星が200メートルでも強さを示した。
男子短距離種目の2冠は23年の黒木海翔(東福岡)以来。2年では19年大会の鵜沢飛羽(現JAL)以来6年ぶりの快挙となった。
清水は09年2月8日生まれの16歳。星稜のホームページのインタビューによると10歳から陸上を始め、23年全国中学校体育大会は200メートルで優勝した。昨年の全国高校総体では100メートルで高1ながら2位となった。
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今月上旬の日本選手権100メートル予選では自己ベストの10秒19をマーク。今大会でU18(18歳未満)世界新記録となる10秒00まで一気に縮め、今年9月の世界選手権東京大会の代表候補にも名を連ねている。
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