
7月27日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私はお見合い結婚をして8年になり、8歳の一人娘にも恵まれております。
主人の職業は看護師で、穏やかな性格で滅多に怒ることもありません。ですが、彼は今まで恋愛経験がなく、女性に慣れてないのと優しすぎるせいか、私に対してすごく気を遣っているのが分かるので、他人行儀で、一緒にいても非常に疲れてしまいます。結婚して8年経っても、2人きりになるのがつらくて避けてしまいます。今は、無邪気な子どもがいてくれて何とかなっています。
もちろん嫌いではないのですが、同居していることもあり、息が詰まりそうになります。お互い気を遣いあって良いことではあると思いますが、どうすればもっと気楽に生きていけるのかアドバイスをいただけないでしょうか。
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江原:ということですけれど、協子さん、いかがでしょうか?
奥迫:穏やかなご主人に恵まれてお幸せですよね。ただ、ご夫婦だからといって、常に一緒にいることがお互いの幸せかな? というのがありますよね。1人の人として、自分の人生、自分の楽しみを生きていくことが子どもさんにとっても、ご夫婦にとっても、良いんじゃないかな? と思うのですが……江原さん、いかがですか?
江原:いや! 私に振らないでくださいよ、協子さん(笑)。だって、どう考えたって、こんなの幸せ過ぎるんですよ! 幸せ過ぎちゃって何も見えなくなっちゃっているわけ。一言だけ言わせていただくと、「いい加減にせいや!」。優しい素敵なご主人がいて、お子さんにも恵まれて、楽しいじゃないですか。「2人きりになるのがつらくて避けてしまう」って、もう本当に……!
奥迫:もしかして、惚気(のろけ)かもしれないですよ?
江原:あ、そうか。自慢? うっかり騙されちゃいました。結婚して8年経って、8歳の娘さんもいて、幸せじゃないですか。何を言っているんでしょう、本当に。
ちょっと怖いことを言うと、人間というのは喜怒哀楽、いろいろなことが起きて初めて幸せに気づかされるんです。例えば「ご主人が事故や病気で……」という方からすれば、あなたの家庭環境は「なんてうらやましい」とため息をつくと思いますよ。光があるから闇が分かって、闇があるから光が分かる。人生とはそういうものです。それに対して、いちいち何かを言うこともありませんし、ただただ生きれば良い。生きてさえいれば良いんです。
でもこうして番組におたよりをくださることで、いろいろと学べたり幸せに気づけたりする人もたくさんいると思います。人というのは生き抜いて、みんなで支え合って生きているものだと思いますよ。

奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「価値があるから生きるのではありません。生き抜くことに価値があるのです」
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/
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