『魔女の宅急便』の世界が700円でたっぷり楽しめちゃう。東京にある「魔法の文学館」って知ってる?

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2025年07月28日 20:00  isuta

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isuta

ジブリの立体造型物展」や「高畑勲展 ̶日本のアニメーションを作った男。」が開催され、いまアツい“ジブリ界隈”。

ジブリ作品の1つ、『魔女の宅急便』の原作が児童書であることをご存じですか?

今回は、700円でたっぷり魔法の世界を楽しめる都内のスポットをご紹介します。

魔法の文学館 / 東京・江戸川

@kochan_jiji / Instagram

江戸川・なぎさ公園の丘にある「魔法の文学館」は、『魔女の宅急便』などを描いた童話作家、角野栄子さんの作品と功績を、多くの人に知ってもらう目的で建てられたといいます。

アクセスは、JR京葉線・葛西臨海公園駅または東京メトロ東西線・葛西駅から都営バスで約10分のバス停「魔法の文学館入口」もしくは「なぎさニュータウン」で下車。各バス停からは、歩いて5分ほどです。

有名な建築士、隈研吾さんが設計を手掛けた3階建ての「魔法の文学館」は、子どもだけでなく、大人も楽しめるスポットなんですよ。

【画像】東京・江戸川にある「魔法の文学館」 @kochan_jiji / Instagram

「魔法の文学館」にはオリジナルグッズが約100点ほど並ぶショップや、作品になぞらえたメニューがそろう「カフェ・キキ café kiki」も内設していて、ワクワクが止まらなくなっちゃう…。 館内の所要時間は、約2時間が目安のようです。

入場料は700円で、現金やクレジットカード、交通系ICカードなどの電子マネーでお支払いが可能。

また館内での写真、動画撮影は、一部エリアを除き私的使用に限りOKなので、かわいい空間で記念写真を撮ることもできますよ。

“魔女宅”の世界など700円とは思えないクオリティ…

【画像】東京・江戸川にある「魔法の文学館」 @kochan_jiji / Instagram

1階には、『魔女の宅急便』の舞台となったいちご色の「コリコの町」が広がります。壁一面のプロジェクションマッピングや4D映像の「黒猫シアター」など仕掛けがたくさん…!

【画像】東京・江戸川にある「魔法の文学館」 @kochan_jiji / Instagram

おうち形の本棚に囲まれた「ライブラリー」には、角野栄子さんの著作や彼女が選んだ児童書などが並んでいます。自由に本を選び、好きな場所で読めるよう、敢えて分類せず置かれているそうですよ。

ちなみに、館内には約1万5000冊もの本が所蔵されているのだとか!

【画像】東京・江戸川にある「魔法の文学館」 @kochan_jiji / Instagram

2階にある「栄子さんのアトリエ」は、栄子さんの仕事場を模したコーナーです。デスクの上には、直筆原稿や絵具などの文房具が置かれていて、作品が生まれる過程を肌で感じることができます。

棚には、愛読書や旅先で集めたという美しい小物が並べられているのでぜひ注目してみて。

「ギャラリー」では、栄子さんや児童文学に関する企画展が、半年ごとに行われます。

オリジナルグッズやカフェメニューをチェック

【画像】東京・江戸川にある「魔法の文学館」で販売されているグッズ @kochan_jiji / Instagram

ショップに並ぶオリジナルグッズは、文房具からマグカップまで幅広くラインナップ。

ファン必見の『魔女の宅急便』出版40周年記念グッズには、プリントハンカチや刺繍ブックマーク、クリアファイルなどがお目見えしています。

『おばけのアッチ』のキャラクター“おばけのアッチ”は、丸みを帯びたパーツのお顔が愛らしい!クッションやキーホルダー、缶バッジなどがたくさんあるそうですよ。

【画像】カフェ・キキの「キキのパンケーキ」 @kochan_jiji / Instagram

見晴らしのいい空間で、ここでしか味わえないスペシャルメニューが多くそろう「カフェ・キキ café kiki」。そのメニューの一部をご紹介します。

『魔女の宅急便』のキキにちなんだ「キキのパンケーキ」は、「カフェ・キキ」マーク入りのベリーソースがアクセントになったパンケーキです。

【画像】カフェ・キキの「JIJIカレー」 @kochan_jiji / Instagram

「JIJIカレー」は、ねこ型のごはんが特徴的なカラフルでかわいいカレー。思わず写真を撮りたくなること間違いなしです。

「チとキのサンドイッチ」は、『おばけのアッチ』に登場する、ふたごのねずみの“チ”と“キ”をイメージした、2種類のサンドイッチがセットになっています。作品から出てきたみたいでかわいらしく、食べるのが少しもったいなく感じる予感。

事前に入館予約できるよ

【画像】東京・江戸川にある「魔法の文学館」 @kochan_jiji / Instagram

「魔法の文学館」は、2カ月先までインターネット上で予約ができます。入館料は当日に館の窓口で支払いましょう。

予約なしの場合は予約状況に余裕がある場合のみ、当日入館も可能です◎ 予約状況は、公式サイトの「当日受付状況」を確認してみて。

カフェは入館しなくても利用できるので、少し涼しい日にはピクニック用にテイクアウトしてもいいですね。

魔法の文学館 場所:東京都江戸川区南葛西7-3-1 なぎさ公園内 開館時間:9:30〜17:30(入館は16:30まで) 休館日:火曜 ※祝休日の場合は開館、年末年始(12月29日〜1月3日) 入館料:一般 700円、4歳〜中学生 300円 ※江戸川区在住者、在勤者、在学者は割引あり ※カフェ営業時間:10:00〜17:30(L.O.17:00) 入館予約ページ https://webentry.net/ 公式サイト https://kikismuseum.jp/

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