ウェストハムが「10番」背負うブラジル代表MFパケタの売却検討?…古巣フラメンゴが関心か

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2025年07月28日 20:01  サッカーキング

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2022年夏からウェストハムで活躍しているパケタ [写真]=Getty Images
 ウェストハムがブラジル代表MFルーカス・パケタの売却を検討しているようだ。27日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 現在27歳のパケタは母国の名門フラメンゴでプロデビューを飾り、ミランとリヨンを経て、2022年夏に推定5100万ポンド(約101億円)の移籍金でウェストハムへ加入した。2023−24シーズンからは「10番」を背負い、ここまで公式戦通算120試合で18ゴール14アシストをマーク。しかし、昨年5月に賭博規則違反の疑いでイングランドサッカー協会(FA)から告発されており、現時点で処分は未定となっている。

 パケタは2022年11月から翌年8月に行われた合計4試合で、賭博市場に影響を与えるという不適切な目的で意図的にイエローカードをもらった疑いがあるという。永久追放などの厳しい処分も噂された中、今年4月末に同事案に関する告発の審問は終了。現時点では最終判決において事実上の無罪が言い渡される可能性が高いと報じられている。

 そんなパケタだが、今夏にウェストハムを退団する可能性が浮上しているという。報道によると、これまでは出場停止処分等のリスクから同選手の獲得に乗り出すクラブは現れなかったが、無罪が濃厚となったことでオファー提示へのハードルが大きく下がったとのこと。現時点では古巣のフラメンゴが獲得に興味を示しており、ウェストハムも3000万ポンド(約60億円)程度の入札に応じる可能性があるようだ。

 今夏のフラメンゴは欧州で経験を積んだ実力者をスカッドに加えたいと考えており、実際にアーセナルを契約満了で退団したイタリア代表MFジョルジーニョをフリートランスファーで獲得している。

 なお、パケタの無罪が確定した場合には、フラメンゴ以外のクラブからもオファーが届く可能性が高いと『デイリーメール』は伝えている。

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