限定公開( 1 )
“架空の5人組YouTuber”をAIに考えさせて、企画から動画制作まで全て任せた結果が、終始シュールでおかしいです。ムチャクチャすぎて人類には難しい……。
動画を投稿したのは、「Tokyo Ninja」。企画や構成をAIに頼み、動画も音声も生成で制作しているYouTubeチャンネルです。
近頃あるYouTuberの成功例があったためか、今回AIは「琵琶湖系YouTuber」を企画しました。色違いのパーカーでキャラを分けた5つ子のような5人組が、チャレンジ企画「琵琶湖の水飲みきるまで帰れま10」に挑みます。
AIの考えた架空存在ならではの“無敵さ”ゆえか、5人は無謀な目標に臆することなく作戦を立案。1人目は、膨大な量を味変で乗り切ろうと、カルピスの原液を大量に琵琶湖へ投入します。……最初に気にするところ、「味に飽きる」なんだ。
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もちろんそんなことで琵琶湖はびくともせず、2人目にバトンタッチ。今度は水を蒸発させて減らそうと、1000度の鉄球を1万個投入します。もう飲み干すの諦めたのかよ。
案の定不発に終わったところで、残りの3人がトリオで挑戦します。琵琶湖に入って頑張って飲みまくります。力業で行くんなら、絶対最初にやっとくべきだっただろ……。
グダグダでどうにも勝ち筋の見えない展開ですが、挑戦は突如助っ人として呼ばれた男「マンホール佐々木」のおかげでどういうわけか大成功しました。その理不尽な結末は、ぜひ動画本編でご覧ください。
ほかにも、5人の容姿がコロコロ変わったり、いつの間にか知らん人が紛れ込んでいたり、もはやツッコミどころしかありません。そのおかしさが話題を呼び、ショート動画はInstagramで1000万回の再生数、全編動画はYouTubeで100万回の再生数をそれぞれ突破するなど広く注目を集めました。
やっていることはデタラメとはいえ、「ヤバイ」を連呼するメンバーのやり取りやノリなどはいかにもそれらしく、そのさじ加減はコメント欄で「やばいww」「間違いなく伝説の始まりで草」「ものすごくかっこよくはなく、親しみやすいかっこよさがリアル」「絶妙に寒い感じを出すのが上手すぎる」「とりあえず『エグい』とか『ヤバい』言っとけばいいだろ思考なのまじおもろい」「しょうもなさそうなYouTuberへの解像度がすごい」と大好評。「最近のAIまじ怖いな」と畏怖する人も見られました。
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Tokyo Ninjaではほかにも、「農家系」や「料理系」、「ゼネコン系」など、さまざまな架空YouTuberを生成。さつまいも1トンを完食させたり、オムライスを1万人前作らせたり、北海道と沖縄を結ぶすべり台を建設させたりと、無茶の限りをさせています。
動画提供:YouTubeチャンネル「Tokyo Ninja」
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ライブ騒音で周辺住民が悲鳴(写真:ITmedia NEWS)200
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