フェンシングの世界選手権が27日、ジョージアの首都トビリシで第6日が行われ、男子エペ個人の決勝で昨夏パリ五輪金メダルの加納虹輝(27=JAL)がシクロシ(ハンガリー)を延長戦の末に10−9で破り、種目で男女を通じて日本勢初となる優勝を遂げた。五輪、アジア選手権、グランプリ(GP)とW杯を合わせた主要国際大会を完全制覇した初めての日本人となり、SNSで「5大会ある全ての国際大会で優勝を達成しました」と報告した。
この日は準々決勝で古俣聖を下し、準決勝で山田優に勝利。パリの日本勢「個人初」金から約1年、世界で最も層が厚いとされるエペで新たな歴史を刻んだ。3位決定戦がないため山田は銅メダル。2人は世界選手権で初の個人メダルを獲得した。前日は、女子サーブル個人の江村美咲(立飛ホールディングス)が3回戦で敗れ3連覇を逃した。
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