20年前に修繕して売却したキャンピングトレーラーを取り戻し、再び生まれ変わったようにステキに修繕する動画がYouTubeで36万8000回以上再生され、話題を集めています。
動画を投稿したのはアメリカで、森の中に小さな家やオフグリットの家を建てたりしながら自然と共に生活を送っているブルック・ウィップルさん(@therealgirlinthewoods)です。
ブルックさんは動画の中で、古ぼけた明かに年式の古いキャンピングトレーラーの前に立ち、興奮気味にこのキャンピングトレーラーとは「20年ぶりの再会だ」と明かしています。
この日、20年ぶりにキャンピングトレーラーの中に入るというブルックさん。しみじみと、その出会いについて語りました。
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ブルックさんによると、このキャンピングトレーラーを「1ドル(約148円)で手に入れた」とのこと。20年前に家族と共にアラスカ州に住んでいたころ、近所の庭に放置されたままのボロボロのキャンピングトレーラーを持ち主に交渉して、タダ同然で「譲ってもらった」といいます。
ボロボロだったキャンピングトレーラーを修繕し、家を新しく建て帰るときなどに、家族でこのキャンピングトレーラーで生活をしていたブルックさん。
わずか1ルームほどの広さにキッチンとベッドが備わったキャンピングトレーラーに、夫と当時1歳と3歳の2人の子ども、そして犬2匹に猫3匹と一緒に数ヶ月ほど暮らしていたそうです。
そんな思い出たっぷりのキャンピングトレーラーを、ブルックさんは友人に400ドル(約5万9500円)で売却。その友人は、また別の友人に売却したそうです。
その後キャンピングトレーラーはその友人がしばらくの間所有していたものの、最近になって処分することに……。しかしこれを知ったブルックさんは、"思い出”を650ドル(約8万9200円)で買い戻すことにし、20年ぶりの再会に至ることとなりました。
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20年ぶりにキャンピングトレーラーの中に入るブルックさんは、懐かしさが込み上げると共に、内部がリスの住処になっていて、ソファーやベッドのスポンジが散乱した荒れ果てた状態にちょっと引き気味の様子。
それでもブルックさんは、当時の美しい思い出が活力となっているかのようにパワフルに修繕に取り掛かりました。
古いカーペットを引き剥がして新しいものに変え、取り外したソファーやベッドのカバーは綺麗に洗って再利用。内部全体をクリーム色のペンキで塗り変えて、キッチンのカウンターやキャビネットも修理して元に戻しました。そして6日後には……。
修繕が完成したキャンピングトレーラーは、もとの荒れ果てた状態からは想像もつかないほど、ステキに生まれ変わっていました。なんとこの全ての修繕作業をブルックさん1人でやってのけたようです。
修繕後のキャンピングトレーラーの内部は、カントリー調の清潔感あふれるベッドやソファーに、1980年代を思わせるレトロな雰囲気のキッチン。また、内部に張り巡らせた温かみのある暖色系の室内灯がほっと一息つけそうな空間を生み出しています。
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そんなブルックさんが修繕したキャンピングトレーラーには「6日間でここまで変われるの!?」「本当にすごくてカッコいー!」「2度も修復!見事だ」といった称賛の声が寄せられ、多くの人に感動を与えたようです。
ブルックさんのYouTubeチャンネル「Girl in the Woods」(@therealgirlinthewoods)には、この記事の執筆時点で62万5000人以上の登録者がおり、他にも、修繕後のキャンピングトレーラーで一夜を過ごしたり、森の中で電気を自給自足したオフグリッドの小さな家を建てたりする動画などが投稿されています。
動画引用:YouTubeチャンネル「Girl in the Woods」
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