フランクフルト移籍が迫る堂安[写真]=Getty Images フライブルクに所属する日本代表MF堂安律は、フランクフルトと2030年までの5年契約で個人合意に達したようだ。28日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在27歳の堂安は、2015年にガンバ大阪でトップチームデビュー。その後は、フローニンゲン、PSV、ビーレフェルトを経て、2022年夏にフライブルクに完全移籍を果たした。在籍3年目となる2024−25シーズンは、リーグ戦34試合に出場し、10ゴール8アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権こそ逃したものの、クラブを5位に導く活躍を披露した。
こうした活躍もあり、堂安は今夏のステップアップの噂が浮上。ドルトムントやフランクフルトといった来シーズンのCL出場権を獲得したクラブに加えて、プレミアリーグからの関心も伝えられた。そんななか、現在はフランクフルトへの移籍が前進している模様だ。
そして『スカイスポーツ』は、「堂安は2030年までの契約でフランクフルトと合意した」と報道。しかしながら、クラブ間合意には至っておらず、「大きな隔たりがある」とも伝えている。フランクフルトは初回のオファーで1500万ユーロ(約25億円)+ボーナスを提示。続く2回目のオファーでは、1800万ユーロ(約31億円)+ボーナスを提出したが、フライブルク側は最低でも固定額で2000万ユーロ(約34億円)以上を要求しているようだ。
なお、同メディアは「堂安自身はフランクフルト移籍を希望している」と報じており、今後も両クラブ間での交渉が継続される見通しとなっている。