『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』に八木莉可子、山下幸輝(WILD BLUE)、濱尾ノリタカが出演することが明らかになり、キャラクターポスタービジュアルと最新予告映像も到着した。
本作は、連載から4年で累計発行部数800万部突破した、新世代の不良漫画の実写映画化。
今回、新キャストとして発表された八木が、主人公・桜(水上恒司)をはじめ防風鈴メンバーを見守る喫茶店員、山下と濱尾が、敵対する不良軍団<獅子頭連>のツートップを演じる。
喫茶店「喫茶ポスト」で働き、気さくで不良に絡まれても物怖じしない性格で、桜たちを日々気にかけ見守っている紅一点の橘ことは役の八木は、「率直にめちゃくちゃ嬉しかったです。原作もアニメも見させていただいたんですけど、本当に『WIND BREAKER』の純粋なファンになってしまって、グッズも買いに行きました(笑)。その中でことはという役を演じさせていただけるというのは本当に光栄で、とても嬉しかったです」と出演への喜びを語る。
街を守る不良軍団<防風鈴>を狙う<獅子頭連>の頭取、兎耳山丁子役の山下は、無邪気な笑顔とは裏腹に、防風鈴に対して人一倍執着心の強いキャラクターを演じるにあたり、「兎耳山はいつも可愛い笑顔をみんなの前で放ちますが、目が笑ってなかったから、『ああ、この子は何かを…』と第一印象で何かを抱えているキャラクターなのかなということはパッと入ってきました。原作を読んでいるうちに、どうしたらいいか分からない、といった想いみたいなものが自分と似ていたので、すごく共感して役作りできたなと思います」とコメント。
<獅子頭連>の副頭取・十亀条役の濱尾は、作務衣と下駄にサングラスという特徴的な身なりのキャラクターを演じるにあたり、「下駄を気にして芝居ができないのは最悪なので、撮影の数か月前から基本的に下駄で生活したり、ビジュアルに寄せられるように5~6kg体重を落とすなどして役作りを行いました」と役作りを明かした。
また、濱尾とハードなアクションシーンを最も多く共にした水上は「(苦戦しながらも)真摯に、誠実に、真面目に取り組んでいました。真面目過ぎやしないか!?と周りから思われるくらい、入り込んでいました」と称え、濱尾も「このタイミングで同い年の彼みたいな役者に会えたってことは、僕の今後の役者人生にとってすごく大きいことでした」とふり返る。
さらに水上は、セリフのひとつ「拳は時に言葉より相手を知る言語になる」を実感した瞬間としても、濱尾とのアクションシーンを挙げており、「周りからの声が聞こえないくらい集中している時がありました。僕と濱尾くん、アクションをやっている者同士でしか分からない、共感という意味でいうとそういう瞬間があったのかなと思います」とコメントしている。
合わせて、最新予告映像も到着。
ケンカでてっぺんを獲るため、風鈴高校にやってきた桜だが、街を守るために拳を振るう不良軍団<防風鈴>へと変貌を遂げていた風鈴高校の姿に困惑。ある日、防風鈴は不良軍団<獅子頭連>の標的になってしまい、“風鈴がほしい”と怪しくささやく兎耳山丁子の願いを叶えるため仲間にも手をあげる十亀条が、佐狐浩太(曽田陵介)、鹿沼稔(萩原護)、有馬雪成(高橋里恩)ら仲間を連れ、防風鈴のいる街に乗り込んでいく。
また、山下と濱尾によるインタビュー入り特別映像も新たに公開されている。
コメント
八木莉可子
橘ことは役を演じさせていただきました、八木莉可子です。とても素敵な原作に私もすっかり虜になってしまい、気づけばグッズを集める日々が続いていました…笑 監督やキャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に、どうすれば“ことは”をリアルに演じられるか、映画だからこその表現も探りながら、丁寧に撮影に臨ませていただきました。この作品が持つ魅力や熱量が、また少し違ったかたちで届くきっかけになれば嬉しいです。映画『WINDBREAKER』も、どうぞよろしくお願い致します。
山下幸輝
今回兎耳山丁子役を務めさせて頂きます山下幸輝です。原作を観させて頂きこんなにも今までに見たこともない新しいヤンキー作品があるのかと素直に思いそんな街に作品に丁子として携われる事ができすごく嬉しいです。
僕自身今回アクション初挑戦で大変な部分が沢山ありましたがキャストの皆さん、スタッフの皆さん、そして何より兎耳山丁子という存在に助けられました。全編オール沖縄ロケで自然に身を委ねて撮影に挑みました。
熱い、あつい男達の対話を是非劇場でご覧ください。
濱尾ノリタカ
十亀条として出演いたします、濱尾ノリタカと申します。
良い作品を届けるために、全員全力で走りました。それぞれがそれぞれの走り方をしたと思います。
監督、キャスト、全クルー、いろんな方が集まって、それぞれの向き合い方に個性があり、それが特に作品の魅力となっているのかもしれないと思っています。
世代や性別を越えたなにかが詰まっていると思います。
何より原作者にいさとる先生がお描きになった原作『WIND BREAKER』に尊敬を込めて演じました。
是非、劇場でご覧ください。
『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』は12月5日(金)より公開。
(シネマカフェ編集部)