
「修士課程にもなってランドセルの底から出てくるようなプリントの塊を生成してしまい、咽び泣いた」
そんな投稿がX(旧Twitter)で多くの共感を集めています。
投稿したのは、修士課程に在籍する「いかり」さん(@1QR57)。久々にかばんの底から出てきたのは、くしゃくしゃになった紙の塊。衝撃のあまり、思わずポストしたといいます。
大人になっても「プリントぐちゃぐちゃ問題」は終わらない?
この投稿には「自分も同じ」と大人たちから共感の声が相次ぎました。
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「博士課程卒業して何十年でも、バックパックの奥から同じような塊を発見しました」
「営業本部長になってもやってるからまだ大丈夫」
「大の大人になっても生成どころか“熟成”しちゃってます。振込用紙とか…あるあるです」
「プリントの化石ってこういう事だよな」
中には「全ての科目にテプラを貼ったクリアファイルを渡した息子が、結局失くしてプールカードがくしゃくしゃのまま出てきた」という保護者のエピソードも。年齢を問わず“整理整頓の苦手さ”に悩む人は少なくないようです。
投稿者が感じた「情けなさ」と安心感
いかりさんは取材に対し、「かばんの底からくしゃくしゃの紙が見つかった衝撃で反射的にポストしました」と話しています。
プリントの塊は1週間ほど前から入っていたといい、「普段から整理は苦手。見つけた時は情けない気持ちでした」と振り返ります。一方で、共感の声が多く届いたことには「自分だけじゃないんだと安心した」と笑います。
小学生の頃から続く“習性”
「小学生の頃からプリントぐちゃぐちゃ問題はありましたか?」との問いには「ありました」と即答。「修士課程にもなって」と自らツッコミを入れたものの、本人にとっては“いつものこと”だったそうです。
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共感の裏に「みんなお疲れさま」
SNSには大人の「片付け苦手あるある」があふれ、励まし合う声も多く寄せられています。
プリントの塊をかばんに隠し持っているのは、あなただけではないかもしれません。くしゃくしゃのプリントを前に、今日も誰かが小さく咽び泣いているのかも――。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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