『トリツカレ男』Aぇ! group佐野晶哉&上白石萌歌が声優に決定! 2人が歌う劇中歌も公開

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2025年07月29日 10:10  クランクイン!

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映画『トリツカレ男』(左から)ジュゼッペ役の佐野晶哉、ペチカ役の上白石萌歌 (C)2001 いしいしんじ/新潮社 (C)2025映画「トリツカレ男」製作委員会
 Aぇ! groupの佐野晶哉と上白石萌歌が、アニメ映画『トリツカレ男』で声優を務めることが決定。佐野はジュゼッペ役、上白石はペチカ役を担当し、2人が歌う楽曲を収録した音楽予告映像も解禁された。また、公開日は11月7日に決定した。

【動画】佐野晶哉&上白石萌歌の歌声に注目! 『トリツカレ男』音楽予告

 本作は、いしいしんじによる『トリツカレ男』(新潮文庫刊)を原作としたミュージカルアニメーション映画。5月に公開された特報映像では、主人公・ジュゼッペが高らかに歌う姿が映し出され、YouTubeでの再生数が100万回を突破するなど、SNS上でも大きな話題を呼んだ。声優は伏せられていたため、ジュゼッペ役をめぐってさまざまな予想が飛び交っていたが、ついにそのキャストが明かされた。

 何かに夢中になると、他のことは一切見えなくなってしまうことから周りのみんなに“トリツカレ男”と呼ばれている主人公・ジュゼッペを演じたのは、佐野晶哉(Aぇ! group)。その才能からミュージカルに出演の経歴を持ち、映画やドラマでも幅広い活躍を見せ人気を博している佐野が、魅力たっぷりにジュゼッペを演じる。

 本作のヒロインで、ジュゼッペが恋に落ちる風船売りのペチカを演じたのは、上白石萌歌。ミュージカル『赤毛のアン』に史上最年少出演後、俳優として活躍する一方で、「adieu」名義でアーティスト活動も行う上白石が、様々な表情を見せるペチカを見事に表現した。

 歌唱力抜群の佐野と上白石のふたりが歌う劇中歌を制作したのは、Awesome City Clubのatagi。映画音楽を手がけるのは初となるatagiが、劇中歌5曲と一部劇伴を担当。彩り豊かな音楽を生み出し、中でも2人が歌うデュエットソングは多幸感あふれるミュージカルシーンに仕上がった。

 このたび、atagiが手掛け、ジュゼッペ(佐野)とペチカ(上白石)が高らかに歌う劇中歌「ファンファーレ 〜恋に浮かれて〜」を使用した音楽予告が解禁。あわせて佐野、上白石、atagiからコメントも到着した。

 解禁された音楽予告は、「トリツカレ男のジュゼッペだぞ」というセリフからスタート。ジュゼッペがペチカに心を奪われ、緊張のあまり目も合わせられない中、「友達になりたいんだ、キミと」と思いを伝えると、ペチカは「喜んで!」と嬉しそうに応える。2人の物語が動き出す予感とともに、佐野と上白石が息の合った歌声を披露する劇中歌「ファンファーレ 〜恋に浮かれて〜」が流れ、ジュゼッペとペチカが共に時を過ごし、絆を深めていく様子が色鮮やかに描かれる。

 2人が歌う劇中歌について、atagiは「まるでお菓子箱を覗くような無邪気さ、何かを予感させる高揚感。誰にも訪れうるそんなワクワクを歌にしたいと思い楽曲を制作しました」とコメントしている。

 アニメ映画『トリツカレ男』は、11月7日より全国公開。

※佐野晶哉、上白石萌歌、atagiのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■ジュゼッペ:佐野晶哉

 ジュゼッペにトリツカレた佐野晶哉です。

 初めて映像を見た時、1枚1枚手書きで描かれた温もり溢れるアニメーションと個性的なキャラクターに釘付けになり、純粋に生きるジュゼッペに勇気をもらいました。

 劇場を出るといつもの世界がいつもより澄んで見えるような映画です。好奇心を奮い立たせてくる素敵なストーリーと心躍る音楽をぜひ劇場で!

 この映画にトリツカレてください!

■ペチカ:上白石萌歌

 ペチカ役を演じました、上白石萌歌です。

 いしいしんじさんが20年以上前に紡がれた瑞々しい物語に新たな息吹が吹き込まれ、鮮やかな色彩や歌が加わることでさらに豊かな世界が広がったこの作品に参加させていただけて、とても幸せです。

 ペチカはさまざまなものを抱え、孤独に生きる女の子。ジュゼッペと出会うことで彼女の凍りついた心がしだいにほどけてゆきます。

 物事に対しても人に対しても、”好き”という気持ちを混じり気なく心に持つことの素晴らしさを改めて感じました。観終わった後に目に映るものすべてがうつくしく見えるような、そんな作品です。大きなスクリーンでぜひ体感してください!

■音楽:atagi(Awesome City Club)

 音楽を担当させていただきました、Awesome City Club atagiです。慣れない事もあり不安がありましたが、コンテができ、絵が動き。作品がどんどん立体的になっていく中で、いつしか物語の一員になったように音楽を作ることができました。作品に導かれるように音楽を作れたということは、本当に幸せな事でした。できあがった作品を見て、改めて佐野さんや上白石さんの表現に驚かされました。歌唱もセリフも、随所にまごころを感じました。この映画には、人の営みの面白さ、可愛さ、温かさ、そして力強さが詰まっています。ワクワクして作品をご覧になって頂けたらと思います。

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