レアル・ソシエダが獲得を狙っているゲデス [写真]=Getty Images レアル・ソシエダがウルヴァーハンプトン(ウルブス)に所属するポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスの獲得に動いているようだ。28日、『マルカ』や『アス』など複数のスペインメディアが伝えている。
日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、ラ・リーガで11位という不本意な結果に終わった昨シーズン終了後、イマノル・アルグアシル監督が退任し、中盤の主軸だったスペイン代表MFマルティン・スビメンディはアーセナルへ移籍。セルヒオ・フランシスコ監督体制での再出発に向けて、ジョキン・アペリバイ会長はセンターバック(CB)や中盤、アタッカーを要補強ポジションとして挙げていたが、現時点で新戦力の獲得には至っていない。
そんなレアル・ソシエダだが、2025−26シーズンの開幕まで1カ月を切った中、ようやく今夏最初の補強が現実味を帯びているようだ。報道によると、ゲデスの獲得に向けたウルブスとの交渉は順調に進んでおり、すでに詳細部分の調整を残すのみという段階まで到達しているとのこと。『アス』はレアル・ソシエダとゲデスの契約はほぼ完了したとも伝えており、早ければ数日以内にクラブから正式発表される見込みだという。
現在28歳のゲデスは母国の名門ベンフィカでプロデビューを飾り、2017年1月にはパリ・サンジェルマン(PSG)に完全移籍。同年9月に加入したバレンシアではレンタル期間を含めて公式戦通算178試合に出場し、36ゴール30アシストをマークした。2022年夏にはウルブスへ活躍の場を移し、ベンフィカやビジャレアルへのレンタル移籍も経験。昨シーズンはウルブスで公式戦33試合出場5ゴール5アシストという成績を残した。
また、2015年11月にデビューを飾ったポルトガル代表では、ここまで国際Aマッチ通算32試合に出場し7ゴール6アシストをマークしている。