2試合ぶりの安打を放ったカブス・鈴木誠也(写真=GettyImages)○ ブリュワーズ 8−4 カブス ●
<現地時間7月28日 アメリカンファミリー・フィールド>
シカゴ・カブスが同地区ブリュワーズとの首位攻防3連戦を先勝。鈴木誠也外野手(30)は2試合ぶりの安打を放つするなど2出塁を記録した。
同率首位で迎えた敵地カード初戦。カブスは初回、ブリュワーズの新人右腕ミジオロウスキーから鈴木が投手強襲の内野安打を放つなど無死満塁とチャンスを作り、暴投の間に1点を先制。さらに、6番ハップの内野安打に先発ミジオロウスキーの悪送球が絡み、いきなり3点をリードする立ち上がりとなった。
しかし3回裏、先発左腕マット・ボイドが打者2巡目のブリュワーズ打線に捕まり、一挙4失点。24イニング続いていた無失点記録が途切れると、5回裏にもボーンに9号ソロを浴びて今季ワーストの自責点5。6月4日のナショナルズ戦以来、9試合ぶりの黒星を喫した。
カブスは6回表に1点を返すも、ブルペン陣の失点が重なって試合の流れを掴むことができず。4点を追う9回表には二死一、二塁とチャンスを作ったが、鈴木が守護神メギルの前に三球三振に倒れて試合終了。連勝が「2」でストップし、1ゲーム差の地区2位に後退した。
この試合の鈴木は4打数1安打、1四球、2三振という内容。今季成績は打率.251、26本塁打、81打点、OPS.829となっている。