ジャンボスイカ、例年より甘く=富山県入善町〔地域〕

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2025年07月29日 14:01  時事通信社

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時事通信社

JAみな穂の直売所で売られている入善ジャンボ西瓜(2Lサイズ)=23日、富山県入善町
 富山県入善町の特産品で、日本一大きなスイカとして知られる「入善ジャンボ西瓜」が出荷されている。楕円(だえん)形で、重いものは30キロ以上に及ぶこともある。

 JAみな穂(同町)の直売所では23日から並んでおり、1個当たりの価格は2Lサイズ(14〜16キロ)で税込み6100円。担当者は「今年は梅雨が短かったため、スイカの水分も凝縮され、平均糖度は12度後半〜13度と例年より高く甘い」と語る。主に贈答用で、8月上旬まで販売される。

 源流は、米国から取り寄せた「ラットルスネーク種」。町では約130年前から栽培され、品種改良を重ね、糖度も向上。2017年には、特産品のブランド価値を国が守る「地理的表示(GI)保護制度」に、県内で初めて登録された。

 大きくするため、一つの株から一つか二つの果実しか育てず、余分な果実や芽を小まめに取り除く必要がある。手間がかかるほか、担い手の高齢化もあり、生産農家は8戸と25年前の3分の1に減少。町は補助金拡充などを通じ、後継者の育成に力を入れている。 

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  • ジャンボスイカップ…(●´ω`●)ムフフ�ϡ���(゚◇゚)ガーン☆(●´∀`●)ソレナ♪
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